三菱リージョナルジェット、スホイ・スーパージェットのライバルとなるか?

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三菱リージョナルジェット(MRJ)は日本がこの半世紀ではじめて開発した国産旅客機である。その最初のテスト・フライトが、10月末に行われる。商業用航空機の納入は2017年前半に予定されている。

MRJは各種性能がロシアのスホイ・スーパージェットに似ており、両者がやがてライバル同士となる可能性も取りざたされている。しかし、MRJや中国のARJ21、ブラジルの次世代エンブラエル機が今なお開発中であるのに対し、ロシアの航空機には一日の長があり、かつ、さらなる発展の可能性をも手にしている。ビジネス誌「航空輸送ウォッチ」のマクシム・ピャドゥシキン氏はスプートニクの取材に応え、次のように述べた。

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「スホイの主な利点は、すでに経験を持ち、広く認められているという点だ。日本はまだプロトタイプが作られている段階に過ぎない。最初のテスト飛行さえこれからだ。この点が「スホイ」の主な利点である。今の時点で既に運転経験があり、顧客もあり、テクニカル・サポートの経験もある。つまり、あらゆる面で、既に確立された航空機なのだ。しかもスホイ社は今後も発展を続ける計画だ。どう改善するかについては、きわめて明確な計画がある。しかし日本はこれが初めてのことであり、どのような航空機が仕上がるかは、まだあまりに不明確だ」

ところでスホイ・スーパージェットにとっていま最も有望な市場はアジアである。再びピャドゥシキン氏。

「アジア市場は今、最も急速に成長している市場の一つだ。アジアの顧客のボーイング・ベースは常に成長している。ボーイング機がメインの航空機となっていっているのだ。かつてスーパージェットはラオスとインドネシアに進出したが、できたばかりの若い航空会社だったため、すぐに活動が停止してしまい、不首尾に終わった。そのため、機体そのものやビジネスモデルの責任をこのことから引き出そうとしても無理というものだ。もう一つは、今年5月、スホイ社は、中国に航空機を納入するリース会社を設立することについて、中国と契約を結んだ。中国市場では最大の市場の一つであるので、スホイ社の航空機には確実に需要があると言える」

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しかし危機のさなかにあっては、スーパージェットのプロジェクトに国が全面支援を行うことも重要だ、とピャドゥシキン氏。

「国は全面的にスホイを支援している。今年、政府は、航空機の開発中に蓄積した同社の債務を帳消しにした。今後の開発プログラムについては今年、新たな一ページが開かれた。先週末まで開かれた航空展MAKSでは、国が「国営輸送リース会社」にスーパージェット購入費を与えることを定めた、大型リース契約に調印がなされた。同社はこのお金を元手に、どこにリースするかをよく判断した上で、大量の航空機を購入する。有望なプロジェクトを実行するためには、この上ない支援である」

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