ＦＩＦＡ、誤解を恐れ、ツィッターからクリミア抜きのロシア地図を削除

国際サッカー連盟（ＦＩＦＡ）がツィッターに掲載していたクリミアを含めないロシアの地図を削除。この処置についてＦＩＦＡ代表はロシアのスポーツ紙「Ｒ－スポーツ」に対して、誤解を避けるためと説明している。

クリミアが編入されていないロシア地図は３日、ＦＩＦＡのツィッターに掲載された。地図は２０１８年に開催のロシア・ワールドカップに向けてアップされたものだったが、しばらくして姿を消した。

ＦＩＦＡ代表は「イラスト地図は誤解を生じさせないために削除された」と説明している。

クリミアは２０１４年３月、地元の住民投票の結果、ロシアへ編入された。ウクライナは住民投票の結果を認めておらず、自国の領域であるとの立場を示している。欧米日本など一連の諸国はこれをロシアによる併合とする考えを示し、対露制裁を発動した。