今回、合同考古学者グループは、大小さまざまの古代の墓、全部で⒓を一度に発見することに成功した。それらは岩山の中を削って作られており、上流階級の代表者あるいは地方の支配者数十人が埋葬されていた。また食べ物や食器、宝石類などの宗教的文化的副葬品も多く見つかった。 中でも最も注目すべき発見となったものの一つは、ある墓の中で人間や家畜ばかりでなく、ワニの骨が見つかったことで、それは棺の隣にあった。
学者達は、今回発見された人間の遺骨は、彼らがエジプトの富裕層に属していたことを示していると指摘した。その理由として専門家らは、彼らには、奴隷あるいは農民の遺骨の中によく見られるような感染症あるいは栄養失調の痕跡がないことを挙げている。
エジプトとスウェーデンの考古学者らは、有名な王家の谷の南方数キロの場所で、新王国時代の古代エジプトの墓12を発見した。
© 写真 : Ministry of Antiquities of Egypt
なおこれより先に、英国の考古学者達がアーサー王のものとみられる城跡を発見したと報じられている。
