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捜査員達によれば、この女性は、人里離れた辺鄙なサルダム-ベルディルに住む祖父母のもとに、二人が子供の安全を保障できないと知りながら、少女を預けた。先月2月8日、祖母の様態が悪化、祖父は全盲のため、4歳の少女サグラナ・サルチャクちゃんは一人、タイガを通って8キロ離れた最も近い村に向かい助けを求めた。
残念ながら少女の祖母は帰らぬ人となってしまったが、零下20度を超えるシベリアの密林の中、大人でさえもためらう道をひたすら歩き続けた少女の勇気と頑張りは国外メディアでも報じられ、称賛された。
なお捜査委員会は、地元の保護監督機関や未成年者担当部署の活動についても調査する考えだ。