三菱 自社の車を障害を持つ子供達によるバイカル湖上走破に提供 【写真、動画】

© 写真 : 「極限状態で(On the limit)」/ Na Predele「極限状態で(On the limit)」
「極限状態で(On the limit)」 - Sputnik 日本
スプートニク日本記者は、モスクワで開かれているユニークな写真展、ロシア語からの直訳では「極限状態で(On the limit)」を見学する幸運に恵まれた。写真展会場には、主催者を驚かすほど多くの人々が訪れていた。モスクワやロシアの他の地域でも、恐らく数多くの写真展が催されているに違いないが、この写真展がとりわけ強い印象を残すのはなぜだろうか?

スプートニク日本

会場に展示された写真は、身体に障害を持ったティーンエージャー・グループの北カフカスやバイカル湖での冒険旅行の様子を写したものだ。子供達の大部分は、程度は様々だが脳性麻痺や高カリウム血症を患い、身体の自由が利かない。こうした病気と診断された人達は、多くの場合、旅行ができないばかりか、単に一人で移動するのも難しいのが普通だ。プロジェクト「極限状態で」は、その参加者達に、時には可能性の限界に挑戦しなくてはならない時もあるが、障害を克服し、自身のセルフコントロール及び労働能力、そして勇気を発揮する機会を与えた。

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「極限状態で(On the limit)」

幸いなことに、プロジェクトを支援しようという声が、少なくない企業から上がり、多数のボランティアも集まった。スポンサーの中には、雑誌「National Geographic ロシア」や広告エージェンシー「e:mg」、ロシアにおける三菱自動車の輸入販売代理店である「ММС Rus 」も含まれている。なお三菱は、自社の車を子供達の冒険旅行に提供した。

スプートニク日本記者のインタビューに応じたプロジェクトリーダーのマクシム・コルィツェフ監督は、障害を持つ子供達が冒険するというアイデアについて次のように述べている-「私達は、子供達の隠れた際限のない可能性を発揮できるよう、故意にああしたコースやフォーマットを選んだ。社会では、障害を持った人達は可哀想だという風に受け止められている。でも私は、彼らの可能性がステレオタイプ的発想によりせばめられていると確信する。冒険旅行の際、彼らは、不屈さが生む奇跡を成し遂げ、誰でもが乗り越えられるわけではない障害を克服した。彼らは、自らの生きる喜びと勝利への意志により、すべての人達にエネルギーを与えている。そして私達は特別に、障害を持つ子が、自分達は特別扱いされていると感じないように、彼らを普通の子供達と一緒にした。」

© 写真 : YouTube/Na Predele「極限状態で(On the limit)」
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また写真展を訪れた、ロシアにおける三菱自動車の公式輸入販売代理店である「ММС Rus」のナカムラ・ナオヤ代表は、スプートニク日本記者のインタビューに応じ、おおよそ次のように述べた-「三菱は、日本国内でもまた海外でも、チャリティープロジェクトに参加している。そうしたものが計画されていると知り、我々はすぐに参加を表明し、自社の車を提供した。すべてSUV車で、こうした困難なルートに適していた。ロシア市場で三菱車が信頼できるとの評判を得ているのも、決してゆえなきことではない。」

会場を訪れたフォトジャーナリストの意見では、作品の大部分は、子供達によって撮られたものだが、高いプロレベルにあるとのことだ。これは当然、雑誌「National Geographicロシア」の主任写真家アンドレイ・カメネフ氏の力に負うところが大きい。氏は、子供達に同伴したばかりでなく、同時に彼らに写真の撮り方を教えた。カメネフ氏は、次のように述べている-「子供達は、もちろんよくやった。なぜなら、コースは実際困難なものだったからだ。バイカル湖上は厳しい寒さだったし、氷上は滑りやすく、そこここに氷の塊があった。一方カフカスでは、雨に降られ、道は細く悪路で、急カーブが多かった。彼らは、しり込みしながらも、打ち勝ちやり遂げたと思った。子供達には大変強い動機があった。彼らは、まず何よりも自分自身で戦い、勝利できる力のある事を示したかったのだ。一方私は、彼らを助け、教え、我々の素晴らしい世界を彼らに見せ、彼らの隣にいて、その熱意によって自分が充電されたいと思った。」

スプートニク日本記者は、子供達にも冒険旅行の印象を聞いたが、ほぼすべての子供達が「時には恐ろしいこともあったが、それでもやはり面白さの方が勝った」と答えた。

展示された写真そして冒険に関するプロモーションビデオに関心がある方は、私どものサイト上で見ることができます。また基金に援助してもいいとお考えの方は、こちらをクリックして下さい。

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