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脳を食べるアメーバが米国で感染拡大 CDCの研究者が報告

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アメーバ「フォーラーネグレリア」による死亡例の報告が地理的に広がっていることが、米国疾病対策予防センター(CDC)の研究者らの調べで明らかになった。このアメーバは、原発性アメーバ性髄膜炎(PAM)として知られる重い脳内感染症を引き起こすことから、「脳を食べるアメーバ」とも呼ばれている。

この研究結果は、学術誌「新たな感染症」に掲載されている。

CDCによると、ここ40年間は米国南部でしか症例が報告されていなかったが、近年は北部や中西部の州でも確認されている。その一方で、原発性アメーバ性髄膜脳炎の症例件数はほぼ横ばいだという。

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鼻と嗅覚を司る神経から脳に侵入し、宿主を死に追いやるこのアメーバの生息地は、暖かい淡水。そのため、研究者らは、感染の広がりは世界的な気温上昇と関連があるとみている。報告された85件の症例を分析したところ、1日の平均気温が過去の水準を上回っていた時期に症例が起きていたことが明らかになった。

研究者らによると、この研究結果は、水のエリアを訪れる時期の危険を予測するのに役立つという。現在のところ、水中にこのアメーバーを検出できる特別な検査方法はない。研究者らは、感染を防ぐ唯一の信頼できる方法は、暖かい淡水での水泳を避けることだと指摘している。

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