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埼玉県の大規模接種会場、運用開始 接種を受けた高齢者、接種と五輪などについて意見を語る

© 写真 : 埼玉県新型コロナウイルスワクチンチーム埼玉県の大規模接種会場
埼玉県の大規模接種会場 - Sputnik 日本, 1920, 02.06.2021
サイン
埼玉県は6月1日、独自に設置した新型コロナウイルスワクチンの大規模接種会場の運用を開始した。この会場は、高齢者のワクチン接種を迅速に進めるために設けられた。今回、スプートニクの特派員は接種会場を訪れ、運用開始1日目に接種した人々に話を聞いた。

埼玉県浦和合同庁舎には大規模接種会場「埼玉県高齢者ワクチン接種センター」が設けられ、接種券を受け取った県内在住の65歳以上の高齢者が利用の対象となる。同センターには、北浦和駅から徒歩(8~10分)で向かうか、専用のシャトルバスを利用できるという。

© Sputnik / Eleonora Shumilovaシャトルバス
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シャトルバス

接種センターは午前9時に業務を開始。同センターの担当者がスプートニクに語ったところによると、運用初日のワクチン接種は予定通り、非常にスムーズに進んだという。

担当者:「今日は全部で500人を接種する予定でありまして、1時間あたり約70人の接種が行われました。具体的に言いますと、大体30分ごとに35−36人の接種が順番に、スムーズに行われました。」

担当者によると、開始3日目以降は1日あたり700人を対象に接種し、7月31日までに合計約2万2000人への接種を予定している。

同センターが使用しているのは、米モデルナ製ワクチン。2回目の接種は、1回目の1ヶ月後に行われる。取材の際、担当者によると、ワクチン接種後に高齢者の健康状態が悪化したケースはなかったという。

「案内がすごく良かった」

スプートニクの特派員は、この大規模接種会場の出口で8人にインタビューを行った。インタビューに応じた全員が、手続きと接種にかかる時間が約30〜45分程度であることを上げ、接種センターの案内の体制はよく整っていたと答えている。

山本 正人さん(69歳):「余裕を持って早く来たんですけれど、着いた途端にかなり前の時間から案内されました。案内がすごく良かったです。接種まで手際がとても良かったです。」

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埼玉県の大規模接種会場

予約時のトラブル

また、居住地の接種場所では予約ができなかったので、この大規模会場で接種することにしたという声も多かった。

井上 明美さん(67歳):「ここの(接種センターの)場合は、予約は楽に取れました。サイトでやりました。住んでいる市町村の方は取れなかったです。取れなかったので、こちらのセンターを見つけて、申し込みました。これで一安心です。」

また、電話で申し込むのは非常に難しいと指摘する人もいた。この点について、付き添いで会場にやって来た関口英征さんがスプートニクに語ってくれた。

関口 英征さん:「コールセンターに電話がつながらなかったです。サイトでも予約はできますけれども、高齢者の方は、やっぱり、自分でやるのはなかなか難しいので、それは厳しいと思います。」

接種は痛かった?

接種そのものについては、全員が強い痛みはなかったと答えている。注射が怖いという人もこの事について話してくれた。

白子小 夜子さん(83歳):「(接種について)心配していました。注射が大嫌いなんです(笑)。だから痛いんじゃないかなと思っていました。実際は全然痛くなかったです。熱が出るとか、腕が痛いとかということもあると聞いていましたけれど、私は大丈夫でした。」

澤田 洋子さん(69 歳):「具合は全然大丈夫です。ちょっと圧がかかって、全く痛くないと言う人もいたので、痛くないのかなと思いましたら、刺してチクッというんじゃなくて、筋肉に入っていく時に少し気持ち痛い感じはありました。でも、それは全然問題ないです。」

© 写真 : 埼玉県新型コロナウイルスワクチンチーム埼玉県の大規模接種会場
埼玉県の大規模接種会場、運用開始 接種を受けた高齢者、接種と五輪などについて意見を語る - Sputnik 日本, 1920, 02.06.2021
埼玉県の大規模接種会場
接種すると決心するのは大変だった?

接種するかどうか迷ったことはあるかとの質問には、全員が迷いはなかったと一様に答えている。

澤田 洋子さん(69 歳):「全く悩んでいませんでした。ワクチンを早く世界的に打たないと状況が改善しないという認識があったので、そのへんは信頼していました。年齢もあれなので、かかって迷惑をかけないということが大事だと思ったので、ワクチンを打つことは最優先だなと思いました。なので、迷いは全くなかったです。」

関口 英征さん:「アナフィラキシーショックで何か起こる確率よりも、コロナにかかって何か起こる確率の方がずっと高いので、ワクチン接種は優先接種できる人から積極的に打つべしと思います。どんどん打っていかないと。」

「日本は恥ずかしい」 接種と五輪について

またインタビュー中には、日本国内の接種スピードについて語り、今夏開催の東京五輪に懸念を示す人もいた。

井上 明美さん(67歳):「(接種を)もっと早くやって欲しかったですね。遅かったですね。だって、オリンピックもありますよね。だから、そのへんの噛み合いで、上の偉い人たちは何を考えていたのか、わからないですけれども、遅くなってしまったと思います。」

関口 英征さん:「国産ワクチンの開発が遅すぎて、自国の何よりも大切な保健衛生に関する問題が後回し、全部他国依存になっていて、ワクチンもそうです。輸入に頼っていて、それも遅くなり、行政のやり方がおかしいと思います。(なぜかと言いますと、)行政がビビっちゃってるんですよ。自分の世話になるから。自分で承認を出してるくせに、何か起こったら、製薬メーカーのせいにしてしまうから、開発にならないんです。お金も出さないし。他国は国策としてワクチンの開発になってるのに、日本は恥ずかしいです。そこが一番おかしいです。」

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