セルビア大統領がNATO加盟反対を表明、「NATOの空爆で殺された子供たちを忘れるな」

© Ministry of Foreign Affairs of Russia / フォトバンクに移行セルビアのアレクサンダル・ヴチッチ大統領
セルビアのアレクサンダル・ヴチッチ大統領 - Sputnik 日本, 1920, 27.03.2022
セルビアは1999年にNATO(北大西洋条約機構)の空爆で犠牲になった子どもたちを忘れてこの軍事同盟に加盟するべきではない。セルビアのアレクサンダル・ヴチッチ大統領が表明した。
セルビアでは3月24日、NATO空爆から23周年の犠牲者追悼記念式典が行われ、NATO加盟反対のキャンペーン活動が大々的に実施された。4月3日には大統領選と議会選が予定されており、現職のヴチッチ大統領は出馬を表明している。
ヴチッチ大統領は26日に西部ウジツェ市で開かれた政治集会で次のように発言した。
一部の人々はNATO反対を言うなと口にするだろう。私の答え、それはあらゆる人と良好な関係を築く必要があるということだ。彼らは強大だ。しかし我々はNATOに決して入るべきではない。彼らが殺したセルビアの子供たちを忘れることができないからだ。そして私たちは強さとたくましさを手にし、自らの大地と空を守るだろう。
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米国は23年前どのようにセルビアを処罰したか
コソボ解放軍を構成したアルバニア人の分離派が1999年にセルビアの軍や警察に対抗した際、ユーゴスラビア連邦共和国(現在のセルビアとモンテネグロから構成)はNATOの空爆を受けた。この軍事作戦は国連安保理の決議を得ることなく、西側諸国の一方的な主張を根拠に実施された。その際、西側はユーゴがコソボ自治区で民族浄化を実施し、人道危機を起こしていると主張していた。
NATOの空爆は3月24日から6月10日にかけて実施された。この空爆では2,500人以上が死亡し、その中には87人の児童が含まれ、空爆の被害総額は1億ドルに達した。
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