ロシア上院、新構成主体のロシアへの編入を承認

ロシア上院は4日の本会議で、ドネツクおよびルガンスク両人民共和国、へルソン州、ザポリージャ（ザポロジエ）州のロシアへの編入に関する４つの国際条約の批准に関する法案を全会一致で可決した。

上院は批准の承認後、4地域のロシア編入に関する連邦憲法を全会一致で可決した。

ドネツク人民共和国、ルガンスク人民共和、ヘルソン州、ザポリージャ州をロシアへ編入する手続きは、ウラジミール・プーチン大統領のしかるべき大統領令に基づくロシア憲法修正によって完了する。

9月30日、ロシアのプーチン大統領はクレムリンで、ドネツク、ルガンスク両人民共和国、ザポリージャ、ヘルソン両州の住民投票の結果について演説し、その後、各地域の首長らとロシア編入に関する条約に調印した。ロシア憲法裁判所は10月2日、これらの条約がロシア憲法に合致しているとの判決を下した。ロシア下院は3日、条約を批准した。

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