世界はそこに勝者はあり得ない第三次世界大戦に近づいた=メドベージェフ氏

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ロシア国家安全保障会議副議長のドミートリー・メドベージェフ氏 - Sputnik 日本, 1920, 13.05.2023
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ロシア国家安全保障会議副議長のドミートリー・メドベージェフ氏は、第11回サンクトペテルブルク国際法フォーラムで、ウクライナ政府を支援する欧米のパトロンは必死になってウクライナに致死兵器を送り続けており、事実上、そこに勝者はあり得ない第三次世界大戦へ事態を向かわせていると述べた。

「我が国に対して本格的なハイブリッド戦争が開始されたことは明白だ。我われの敵に対してその米国と欧州のパトロンはあらゆる種類の致死凶器を送り続け、ロシア国境地域におけるテロを鼓舞し、破壊工作や政治的な暗殺を実行している。事実上、事態を第三次世界大戦、世界的な大惨事に向かわせている。ご存知のとおり、定義上、そこに勝者はあり得ない」

メドベージェフ氏はまた、キューバ危機の際にソ連のミサイルを恐れた米国は、現在、自らNATOの兵器をロシアの国境近くに集結させていると言及した。
ハバナ・モロ要塞に展示されている、キューバ危機でキューバに配備されたソ連の対戦車ミサイル(2012年10月11日) - Sputnik 日本, 1920, 26.10.2022
【視点】キューバ危機から60年 我々は真の核の脅威からどれほど離れたところにいるのか?

「一方で、キューバ危機の際に米国が世界的なヒステリーを引き起こすことになったソ連のミサイルはどれだけあったのか?他方で、現在、北大西洋条約機構(NATO)の監督下にある地域で短期間にどれだけの量の兵器が我われの国境近くに集められたか。問題は、実際に世界を破滅の脅威に近づけているのは誰かということだ」

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