ウクライナがノルドストリーム攻撃計画　2022年6月に実行予定だった＝マスコミ

ウクライナは昨2022年6月のNATO演習BALTOPSの際にすでに、ロシアのガスパイプライン「ノルドストリーム」への攻撃を計画していた。ワシントンポスト紙が漏洩した文書を引用して報じた。

ワシントンポスト紙によれば、計画の詳細は、欧州のある情報機関によって収集されたもので、おそらく、米国の国防総省の機密文書を漏洩した元米軍州兵のジャック・テシェイラがSNS「Discord」に投稿した情報の一部と見られている。ワシントンポスト紙はテシェイラのオンライン上の友人の一人からコピーを入手した。

ワシントンポスト紙が引用した漏洩情報によると、ウクライナはノルドストリーム攻撃を2022年6月5日から17日まで実施されたNATO演習「BALTOPS」の最中に計画していた。この作戦は「中断」されたが、その理由は明らかにされていない。

欧州の報告書に詳しい公式筋はワシントンポスト紙からの取材に、ウクライナの共謀者とされる人物らは諜報情報が拡散したことを知らされ、計画の一部を変更した可能性があると話している。

ワシントンポスト紙は、昨年6月、ウクライナのある情報筋が欧州の情報機関に対し、ウクライナの特殊部隊の6人が偽造の書類で船を借り、潜水機器でバルト海の底に潜り、パイプラインの破壊を計画していると報告していたと報じている。

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