マスク氏、米国によるイランへの挑発を揶揄

米国の実業家、イーロン・マスク氏はイラン周辺に展開する米軍基地の位置を揶揄するミームに反応した。

先に米国はシリア、及びイラクに駐留する米軍への攻撃に対する報復としてシリア西部の標的を空爆していた。国防総省によると、米国はイスラム革命防衛隊と親イラン系組織がシリア領内で運用する2つの拠点を攻撃したという。

バイデン氏がシリアへの空爆を命令＝米国防総省

🇺🇸米国は #シリア、及び #イラク に駐留する米軍への攻撃に対する報復としてシリア西部の標的を空爆した。空爆は #バイデン 大統領が命令した。米国防総省が発表した。… pic.twitter.com/sAG09H7bfC

— Sputnik 日本 (@sputnik_jp) October 27, 2023

米国とイランの間では中東に展開する米軍基地への攻撃を巡り、緊張が高まっている。こうした中、マスク氏はイランの「脅威」を指摘する米国政府の対応を揶揄するミームに反応し、「ああ、まったくイランってやつは……」と記した。

Oh the Irany … pic.twitter.com/a1x9hFgJ0Y

— Elon Musk (@elonmusk) October 28, 2023

イランのホセイン・アミール・アブドラヒアン外相はブルームバーグ通信の取材に対し、イラクとシリアで米軍を攻撃するグループはイランとは独立して活動していると述べている。外相は取材の中で、「彼らは我々からいかなる命令も指示も受けていない」とし、「これらの団体は独自に決定を下している」と説明した。

先にホワイトハウスのジョン・カービー戦略広報担当調整官は中東に展開する米軍の基地にはシリア領から攻撃が行われたとし、さらには「これらの代理組織はイランの支援を受けている」と指摘していた。米軍は空爆でシリア西部に展開する親イラン勢力の武器庫を破壊した模様。

関連ニュース