ロシア人捕虜、ウクライナで拷問を受けていた 国連が報告

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国際連合人権高等弁務官事務所(OHCHR) - Sputnik 日本, 1920, 28.03.2024
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国際連合人権高等弁務官事務所(OHCHR)は、2023年12月から2024年2月にかけてウクライナでロシア人捕虜が拷問を受けていたという報告書を発表した。
OHCHRの職員は、2023年12月から2024年2月にかけて、ウクライナのドニエプロペトロフスク州、ハリコフ州、リヴォフ州、ニコラーエフ州、スームィ州、ヴィニツィア州、ザポロジエ州の各地域でロシア人捕虜44人を訪問した。
「ロシア人捕虜らは、これらの施設で拷問が行われたとの主張はしていないが、戦場から避難した後の経由地で、拷問や虐待があったという信頼できる報告をした」
ウクライナ当局は民間人や捕虜に対する暴力の責任者を十分に訴追していないとOHCHRは強調した。
「OHCHRは、紛争に関連した民間人被拘禁者やロシア人捕虜の拘禁中、ウクライナ当局による恣意的拘留、強制失踪、性的暴力を含む拷問や虐待、そしてロシア軍兵士少なくとも25人に対する略式処刑(2022年から2023年初頭にかけて)がなされたことを文書化している」
また、報告書では「ウクライナ当局は、22人に向けた治安部隊による違反容疑で少なくとも5件の刑事捜査を開始した」と述べられている。これらの結果は、こうした違反の捜査や訴追が進展していないことを示しているとOHCHRはまとめた。
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