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韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は迎撃ミサイルシステムTHAADの韓国搬入の経緯を明らかにするために、鄭義溶(チョン・ウィヨン)国家安保室長を米国に送った。数日前、THAADの発射台4基が韓国国防省の同意の下で韓国に搬入されたが、同省は故意に文大統領へと報告しなかったと見られている。返還はすでに叶わず、正当ではない対米関係複雑化につながる可能性がある。韓国の安全保障は多くの点で対米関係にかかっている。
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AP Photo / U.S. Force Korea
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文大統領は米ディック・ダービン上院議員に対し、「THAADをめぐる経緯の調査指示は国内政治的な性格しか帯びていない。私は、指示が配備の事実そのものを見直す決定を意味しないことを強調したい」と述べた。
先に大統領は、THAAD1セットを成す6基の発射台のうち、2基の搬入にしか合意を与えていなかった。なお、搬入が起きたのは3月、文大統領の選出前だ。
韓民求(ハン・ミング)国防相は朴前大統領からの「レガシー」を文大統領にもたらした。韓国軍は伝統的に、米国との緊密な連携に向けられているが、文大統領は多元外交の方針を掲げている。選挙運動中に文大統領はTHAAD配備の決定支持を控えていたが、大統領就任後は前政権時の合意を残す方向に傾いている。世論調査によると、THAAD配備は回答した半数以上の韓国人に支持されている。
韓国は去年、THAADを自国に配備するとの決定を取った。THAADは短・中距離弾道ミサイルを終末段階・高高度で迎撃できるシステム。射程は200キロ。北朝鮮からのミサイルを効果的に迎撃することが期待されている。
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