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    ルースキイ島

    ロシアと日本、ルースキイ島でバカンス・ロマンス

    © Sputnik/ Aleksandr Kryajev
    経済
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    リュドミラ サーキャン
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    飯田グループホールディングス株式会社がウラジオストクのルースキイ島にホテル・ゴルフ場・スキー場からなるリゾート地を建設するために4億5000万ドルを投じる計画を発表した。かつて軍事基地が置かれたルースキイ島は2012年9月のAPECサミットに向けて大改造された。訪問自由化後、同島の観光地化の計画が浮上していた。いまルースキイ島は「優先発展特区」に指定されており、外国資本は10年間にわたり付加価値税および所得税を免除されるなどの特典を受けることが出来る。

    「優先発展特区で投資を呼び込むことによってロシアの極東開発が加速する」と極東発展省のマクシム・シェレイキン次官は語る。

    「現時点でウラジオストク自由港の創設に関する法案に調印がなされている。優先発展特区構想の発展版である。ウラジオストクとその周辺の地域に、企業活動向けの税制上の優遇、行政手続きの簡素化、輸出入にまつわる手続きの簡素化、ビザの簡素化をともなう特別な体制を敷くことが予定されている。我々はいま、地域に眠る資源の開発に取り組んでいるが、そろそろ、「自分たちの隣には、世界でいま一番躍動的に発展していて、人工も非常に多い地域があるのだ」ということを、よく考えてみるべきときだ。我々はこのポテンシャルを活用し、住民にとって住みよい環境をつくる必要がある。この地域の住民は購買力をどんどん増大させ、観光やビジネスでロシアを訪れている。いま我々は、インフラ建設に参加してくれる民間投資を熱烈に募集している。とにかく投資家の経済活動を制限せず、むしろその快適な活動のための環境を整備し、双方がともに利益を上げられるようにしたい、これが我々の立場だ」

    ロシアにおける開発案件の利益率は、地域にもよるが、15-25%と非常に高い。これが日本は5%以下である。こうした点も投資家には魅力である。飯田グループは5年から7年で投資を回収することを見込んでいる。

    なお、ウラジオストクに自由港のステータスを付与するとの決定は、地域への観光客の流入を増大させるために取られた。関連法案によれば、ウラジオストク空港はオープンスカイ体制をとり、外国の航空会社の航空機を受け入れる。さらに、外国人は、最長8日間、ビザなしで沿海州に滞在できるようになる。リゾート建設とビザ撤廃の合わせ技で、沿海州を訪れる観光客の数はかなり早い段階で2倍に増大するだろう。なお2014年、沿海州を訪れた観光客は250万人。うち外国人は50万人だった。

    計画が実現すれば、ロシアと日本はルースキイ島において文字通りウィンウィンの成功を収めるだろう。

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