11:53 2020年04月01日
経済
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2月4日、ジェーシービーの海外業務を行なうジェーシービーインターナショナル(以下JCB)は、ロシア極東の大手金融機関、Far Eastern bank(極東銀行)と提携し、JCBカードの発行を開始した。この提携によりロシアでJCBカードを発行する銀行は4行目となり、ロシアにおけるJCBブランドの更なる拡大につながりそうだ。

極東銀行は、ウラジオストクやハバロフスクといったロシア極東の大都市や東シベリアを中心に、42拠点のネットワークを展開している。すでに昨年から、同行傘下のATM、加盟店でのJCBカードの取り扱いが始まっている。

極東銀行では、スタンダードカードやプラチナカード、ロシアの国家決済カード「ミール」と組み合わせた「ミール・JCBカード」など、複数の種類を発行する。「ミール・JCBカード」はロシア国内ではミールとして、国外ではJCBカードとして使うことができる。

極東銀行発行のJCBカード(デザインイメージ)
極東銀行発行のJCBカード(デザインイメージ)

JCBは2014年にモスクワ現地法人を開設。VISAあるいはマスターカードしか選べなかったロシア市場に、第三の選択肢を提供した。アジア圏におけるレストランやショッピングでの優待や割引が充実しているJCBは、旅行好きのロシア人にとって魅力的だ。

2019年のロシアから日本への渡航者数はおよそ12万人と、前年比で27パーセントも増加した。また、極東銀行の本社があるウラジオストクには、日本航空が2月28日から、全日空が3月16日から直行便を就航させる。交通の便が更に良くなり、より多くのロシア人が日本を訪れるだろう。地理的に近い極東地域の旅行者にはリピーターが多く、彼らにとって日本のカードブランドを選ぶメリットは大きい。

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露日関係, 日本, ロシア, 露日経済協力, 経済
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