03:57 2021年06月19日
経済
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日本の大手半導体メーカー、ルネサス エレクトロニクスは1日、3月に火災が発生した茨城県ひたちなか市にある那珂工場について、6月中旬の完全復旧を目指すと発表した。

同社は1日、2021年3月19日に火災が発生した那珂工場のN3棟について「4月17日に生産を再開したN3棟は、5月末日時点で、火災発生前対比で88%の生産能力に復帰した。火災により焼損した製造装置については、火災発生前の生産能力復帰に必要となる装置全ての調達が完了している。その内、最後の1台としてCMP装置が5月27日に納入された。6月中旬に装置の立ち上げを完了し、その後速やかに火災発生前対比で100%の生産能力に復帰することを目指す」と発表した。

日本の自動車メーカーは今年初め、半導体不足に直面した。これは多くの国での第5世代(5G)移動通信システムへの移行に関連した半導体需要の急増に関係している。また新型コロナウイルスのパンデミックを背景に、パソコンやゲーム機の生産も増加した。この問題は、世界のIC(集積回路)市場の 17% を占めるルネサス エレクトロニクスの那珂工場で 3 月に発生した火災によってさらに悪化した。

野村證券のアナリストらは、4月~6月期の世界の自動車生産は約7%(160万台)減少する可能性があると考えている。このうち日系自動車メーカーの国内および外国での生産は合わせて120万台程度減少する可能性があるという。

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