新型コロナの影響でフランスのイラク駐留軍が撤退

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フランス軍は新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、イラク駐留軍の撤退を決定した。フランス軍参謀本部の発表を受けてフィガロ紙が報じた。

フランス軍参謀本部は25日、イラクに駐留する部隊の撤退を明らかにした。参謀本部のコミュニケによれば、イラク政府と協議した結果、兵士の健康を守る観点からフランス軍は過激派テロ組織「イスラム国」(ダーイシュ、IS)の掃討作戦に加わる部隊を撤退させ、イラク軍の治安維持活動に関する活動を一時的に中止することを決定した。

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これによりイラク駐留仏軍は新たな指令が下されるまで一時的に同国を離れることとなった。部隊の撤退は3月26日から開始される。

フランス保健省のジェローム・サロモン保健総局長によれば、フランスの感染者は26日の時点で2万5233人に達し、そのうち1331人の死亡が確認されている。

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