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ロシア連邦保健監督庁は、同国で開発された新型コロナウイルスに対するワクチンについて臨床試験最後の第3段階が成功裏に終了するまで承認の延期を求める臨床研究機関協会の呼びかけに答えた。
ロシア連邦保健監督庁のワレンチナ・コセンコ副長官は、ロシアで開発された新型コロナワクチンに対するクレームは試験の結果を知らないことに基づいているとし、「数百人のボランティアがこのワクチンを接種したが、深刻な不快な反応はなかった。臨床研究機関協会がいかなる結果も知らずに結論を出していることは明らかだ」と述べた。
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Sputnik / Максим Богодвид
コセンコ氏によると、臨床試験の第3段階には数千人のボランティアが参加するとみられており、新型コロナの大流行下で許されるより広範な臨床研究となる。
8月11日、プーチン大統領は新型コロナワクチンの承認を発表した。
先に臨床研究機関協会は、ロシア保健省に書簡を送り、国際的に認められた基準に従った試験が完了していないとして、ガマレヤ記念国立疫学・微生物学研究が開発したワクチン「Gam- Covid-Vac2」(「スプートニクV」とも呼ばれる)の承認を延期するよう求めた。
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