こうした規制は12月5日の土曜日から実施される。ソ・ジョンヒョプ代理市長によれば、同市は「非常に危険な危機を迎えて」おり、今後は率直に「後戻りするところがない」状態だという。
同市長は、「明日からソウルは夜9時以降ストップする」と表明した。
新たな措置の決定は3日に1日の市内感染者数が記録的な295人(韓国全体で629人)に達したことから確認がされた。
規制は床面積300平方メートル超の店舗や映画館、美容サロン、オフィスビルが対象となる。これら施設の開場は朝5時から可能となる。300平方メートル以下の小店舗は営業を継続することができ、飲食店は持ち帰りまたは配達での営業となる。
このほか、夜9時以降は地下鉄と路線バスの運行数は30%削減される。中・高等学校の学生らは12月7日から遠隔授業に切り替えらえる。運営時間に関係なく、スポーツ会場や博物館、コンサートホール、図書館は完全に閉鎖となっている。
韓国の新型コロナウイルスの感染者総数は3万7000人に近づいている。死者は550人、回復者は2万7000人と発表されている。
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