02:57 2021年09月26日
新型コロナウイルス
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英国のポール・ハンター教授は、雑誌「スペクテイター」Spectatorで論文を発表し、新型コロナウイルスは近い将来、「風邪の一種」になるだろうとの見解を明らかにした。

ハンター教授は、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)が消滅することはないとし、他のコロナウイルス同様、5年に1度の頻度で現れるようになると指摘している。そして他のコロナウイルスは季節性のものであり、一般的に、冬にピークを迎えることから、SARS-CoV-2もまた同様のものになるだろうとの予測を示している。教授は、こうして、近い将来、新型コロナウイルスは、別のコロナウイルスと同様、季節性の風邪を引き起こすものに変化し、現在の新型コロナとは「原則的に異なる病気」になると述べている。

ハンター氏によれば、ワクチンによって、コロナウイルスは蔓延しにくくなるという。もっとも、時間とともに、ワクチンの感染予防の有効性は低下するが、入院や死を回避することはできるとハンター氏は言う。また教授は、新型コロナウイルスの新たな変異株はいくつもの問題を孕んでいるが、「デルタ株」はウイルスの変異の最終形態であると考える十分な根拠があると指摘する。「次の感染者に飛び移ったウイルスが正常に活性化するのは稀なことです。ウイルスは鍵であり、その主であるわたしたちは錠です。ウイルスは、感染した後、錠を開けられるようになるまで進化し続けます。そしてより適した形のウイルスが支配しはじめると、進化は急激にスピードダウンします」とハンター氏は説明している。教授は、パンデミックの最悪の時期はすでに過去のものとなったとの確信を示しつつ、とはいえ、繰り返しワクチン接種を行うことは依然、必要なことだと強調している。

パキスタンで、デルタ株に感染した106歳の女性が回復したというニュースは「スプートニク」の過去の記事よりお読みいだけます。

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