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    音楽を絵にする子供たち

    音楽を絵にする子供たち

    © Sputnik/ Георгий Зельма
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    リュドミラ サーキャン
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    モスクワにあるプーシキン美術館付属の青少年情操教育センター「ムセイオン」は、多岐にわたる形で子供たちに様々な国の文化的特質を紹介している。ラジオ「スプートニク」のリュドミラ・サーキャン記者が、「ムセイオン」で開かれた日本に関するイベントの様子をご紹介する

    子供たちは「ムセイオン」で、モスクワ音楽院の邦楽アンサンブル「Wa-On」の演奏を聴き、日本の子供たちが描いた絵をみたり、日本の昔話や伝説を聞いた。そして自分たちが聴いたり見たりしたものの印象を絵にした。子供たちは、招き猫、こけし、だるま、手鞠、琴、三味線、太鼓などを絵に描いた。日本音楽の研究者でアンサンブル「Wa-On」のソリストを務めるナタリヤ・ゴルビンスカヤさんは、次のように語っている。

    「私たちが『ムセイオン』と協力するようになったのはずいぶん昔の事です。私たちは日本文化に対する関心を基盤に、理解し合うことができました。今回のコンサートですでに4回目となります。昨年は昔話と、私たちのコンサート『子供たちは昔話を描く』を組み合わせたイベントを開きました。今年のテーマは、コンサートとコンクール「日本の音楽と人形」です。子供たちも、彼らの親たちも気に入っているようです。私たちも自分たちの知識を共有できることに喜びを感じています。子供たちは早い時期から自分たちを取り巻く世界の多様性を知ることで、さらに関心が広がります。視野が広ければ広いほど、興味深い人間になることができます。」

    会場は超満員だった。3歳から14歳までの子供たちが訪れたが、年齢差は全く気にならない。なぜなら音楽や語りが、大人も含めた全ての人たちを文字通り魅了したからだ。可愛い娘さん2人と一緒に訪れた父親は、次のように語った。

    「私たちはずいぶん前から子供たちを『ムセイオン』に連れてきています。彼らが5歳の時から通っています。私たちは『ムセイオン』の芸術的な活動が気に入っています。幼い子供と美術館へ通うことができます。ここでは青少年のための様々なイベントが開かれています。今日のコンサートも素晴らしいです。私たちは以前も邦楽のコンサートに訪れたことがあり、子供たちは関心を示しています。子供たちは今日のコンサートのために特別に絵を用意してきました。」

    子供たちもとても感動したようだ。子供たちの声をお聞きいただこう。

    「私たちは日本の展覧会をみて、その後、日本人形の印象を絵にしました。今日は絵のコンテストもあり、私たちはディプロマをもらいました。日本人形は、私たちの人形に似ているものもあれば、似ていないものもあります。今日は、日本の音楽と日本の昔話もききました。日本の音楽はとても穏やかで清らかです。日本の昔話はほとんど知りませんでしたが、日本のアニメはよく見ています。日本のアニメは面白くて機知に富んでいるので好きです。登場人物もとてもかわいいです。」

    アニメは、外国の文化を知る最初の一歩だ。「ムセイオン」では数年前から音楽と子供の絵を組み合わせたイベントが開かれている。日本人の画家や書家が訪れることも珍しくはない。そして日本の専門家たちはマスタークラスを開きながら、文字通り、自分たちも子供に戻り、子供たちに引けを取らないほど大きな喜びを感じる。

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