15:55 2020年10月24日
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エジプトのハーリッド・アナーニー観光・考古大臣は3日、記者会見を開き、国内の考古学チームが首都カイロ郊外のサッカラ遺跡でミイラが納められた59基の木棺と古代エジプトの神々をかたどった木像29体を発見したことを明らかにした。発見されたミイラの多くは状態が良いという。

今回の調査では、深さ10メートルから12メートルの埋葬用の竪穴で調査が実施され、その中から59基の木棺が積み重ねられた状態で発見されたとのこと。木棺は塗料が残っており、保存状態は極めて良いという。

​木棺は2019年8月に開始された発掘調査の過程で、段階的に見つかった。アナーニー大臣によれば、発掘調査は現在も継続されており、すでに新たな木棺の層も発見されているが、これについては今後、発表されることになるという。

明らかにされたところによれば、木棺は非常に保存状態がよく、色もきれいに残っているとのこと。ミイラは2700年ほど前のエジプト第26王朝時代のもので、王に仕えた高官のものと見られている。発掘された木棺は今後、大エジプト博物館に移送される。

​一方、エジプト考古最高評議会のムスタファ・ワジリ事務局長は、59体のミイラ以外に、ソカリス神をかたどった木像や、儀式用の小さな像「ウシェブティ」やお守りが発掘され、その中にはファイアンス焼きのものも含まれていたと明らかにしていた。

なお、エジプトでは、15年前から大エジプト博物館の建設が始まり、2020年夏の開館を目指していたが、新型コロナウイルスの感染拡大により、オープンは来年に持ち越されることになっている。

ギーザに開館されるこの博物館には、9万平米の展示室に数万点の展示物が集められることになっており、古代エジプトに関する世界最大のコレクションとなる。

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