ロシア唯一のLNG工場、故障のため生産量削減

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液化天然ガス(LNG)工場「サハリン2」に2つあるコンプレッサーのうちの1つが故障し、LNG生産量が削減された。

サハリン2の第三段計画に日本企業が参加 - Sputnik 日本
サハリン2の第三段計画に日本企業が参加
同工場はロシアで唯一稼働するもので、管理者はガスプロム。修復は3月初頭まで続く可能性がある。ブルームバーグが伝えた。原因は先週起こったコンプレッサーの故障だという。

LNG供給が「若干」遅れる可能性もあるが、サハリン・エナジーのラリーサ・ヤモモト代表は、同社は負の効果を最小化するために全力を尽くす、と述べている。同社は先週、購入者らに、不可抗力の発生について通知した。

サハリン2の改修の情報で、アジアで5週続いていたLNG価格下落に歯止めがかかる可能性もある。

先月26日、サハリン北部の統合沿岸ガス施設で、2つのガスコンプレッサーのうちの1つが稼働中に故障した。ただ、ガス生産が停止することはなかった。修理は3月まで続く可能性がある。

サハリン2は2014年、1080万トンのLNG(149億立方米)を生産。同社チャーターのガスタンカーで日本、韓国、中国、台湾、タイに送られた。

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