鳥の群れと衝突して旅客機がモスクワ郊外に緊急着陸 どんな鳥と、どのようにして衝突したのか? 学者が語る

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旅客機がモスクワ郊外に緊急着陸  - Sputnik 日本
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15日、ウラル空港のA321型機がモスクワ郊外の畑に硬着陸した。離陸直後、航空機はカモメの群れと衝突、カモメがエンジンに吸い込まれ、エンジンの動作に大きな支障が生じた。ロシア保健省によると、子ども9人を含む23人が病院に搬送された。

今回の事故について、鳥類学者のヴィクトル・ズバキン氏は通信社スプートニクに、滑走路で休息していた渡り鳥が、飛行機と別の方向に飛び去るのが間に合わずに衝突した可能性があると語った。

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ズバキン氏は「今は巣作り後の移動の時期だ。カモメは南に移動し始めており、そのためこれは、移動の途中にやってきた北の鳥である可能性がある。現在、彼らは集まって群れとなり、このような場所で休息している可能性がある。滑走路は、鳥がとまることのできる平らで開かれた空間だ...」と語った。

ズバキン氏によると、鳥は飛行機の音を聞くと飛び立つが、飛行機の速度が速いため、別方向へ飛び去るのが間に合わない。同氏は、航空機は飛び立った鳥の群れに衝突した可能性もあると述べている。

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