ベイルートでの爆発 2500人超が負傷、犠牲者は20人を超える 5日が哀悼の日に

© REUTERS / Mohamed Azakir ベイルート
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4日に発生したレバノンのベイルート港での大規模な爆発事故により、少なくとも25人が犠牲となり、2500人超が負傷した。5日には国内で哀悼の意が表されることとなった。イスラエルは自国の関与を否定しているが、しかし、爆発原因に関する論争は続いている。

4日、ベイルートの港で大規模な爆発が発生し、その際に生じた爆風が街を襲った。爆発の影響からたくさんの建物が壊れ、窓ガラスが割れる事態となった。爆発原因についてはまだ公式な発表はない。ロイター通信によれば、犠牲者は20人を超え、2500人超が負傷した。

​レバノンの政党アル・カタイブの事務総長ナザル・ナジャラン氏が爆発の犠牲者の1人となった。

港湾の花火倉庫での爆発ははじめてのケースだったが、しかし、その後、レバノン安全保障庁長官のアッバス・イブラヒル少将がそれを覆した。同氏は、爆発したのは港に保管されていた別の物資だったと表明した。

イスラエル側は、事故には関与していないと発表した。

レバノンのハッサン・ディアブ首相は、5日を全国的な哀悼の日とすることを表明した。

また、レバノンのミシェル・アウン大統領は、近日中にレバノン最高防衛会議の緊急会議を招集する。

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