菅首相 日米同盟は日本の外交の基盤 金正恩氏と「直接向き合う決意」を表す

© REUTERS / Kim Kyung-Hoon菅首相
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日本の菅首相は26日、就任後初の所信表明演説に臨み、日米同盟は日本の外交・安全保障の基軸であり、インド太平洋地域と国際社会の平和、繁栄、自由の基盤となるものだとの考えを表した。

菅首相は「わが国外交・安全保障の基軸である日米同盟は、インド太平洋地域と国際社会の平和、繁栄、自由の基盤となるものだ」と述べた。

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菅氏は自身の外交政策の主な目標として「ASEAN(東南アジア諸国連合)、豪州、インド、欧州など、基本的価値を共有する国々とも連携し、法の支配に基づいた、自由で開かれたインド太平洋の実現を目指す」と指摘した。

また中国との関係については「中国との安定した関係は、両国のみならず、地域および国際社会のために極めて重要だ」と指摘し、「ハイレベルの機会を活用し、主張すべき点はしっかり主張しながら、共通の諸課題について連携していく」と述べた。

また菅氏は、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長と「条件を付けずに直接向き合う決意」を表し、「日朝平壌宣言に基づき、拉致・核・ミサイルといった諸懸案を包括的に解決し、不幸な過去を清算して、北朝鮮との国交正常化を目指す」と述べた。

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