米国で大麻入りの電子たばこ吸引で発病相次ぐ

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ウィスコンシン州で電子たばこを使用し、肺の病気にかかった9割の患者がテトラビドロカンナビノール(THC、大麻の主な有効成分)を含むカートリッジを使用していたことが同州の保健課による発表で明らかになった。

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米疾病予防管理センター(CDC)は電子たばこ愛好家の間で肺、および呼吸器の疾病が急増していることを報告した。全米のうち22の州であわせて193件の事例が報告されている。ウィスコンシン州でそうした事例は30件以上に及ぶ。

THCを含むカートリッジには、効果や安全の確認ができていない成分が含まれていることから、関係者は吸引を行わないよう呼びかけている。保健課では調査を継続し、患者の聞き取り調査を進めている。

すでにイリノイ州では同様のカートリッジを使用していた成人男性の死亡が確認されている。男性は重度の呼吸器疾病を患っていた模様。

ロシアでTHCの利用は禁止されている。

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