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    野球・ソフトボール復活に喜ぶ日本、世界的な普及が課題

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    オピニオン
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    徳山 あすか
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    2020年の東京五輪追加種目に、野球・ソフトボール、空手、サーフィン、スポーツクライミング、スケートボードの5競技18種目が認定され、関係者は喜びにわいている。野球・ソフトボールは、1996年のアトランタ五輪で初めて採用されたが、2008年の北京五輪を最後に、競技から外されてしまっていた。

    日本ソフトボール協会の横田博之事務局長は、「東京五輪に参加できることは、ソフトボール関係者の喜び。金メダルを目指していかなくては」と意欲を見せる。

    横田氏「北京五輪で日本は金メダルを取りましたが、その段階でもう次回のロンドン五輪では採用されないと分かっていましたから、嬉しさと共に、次はないのだという淋しさがありました。東京五輪で蚊帳の外にならず、他の競技と一緒にオリンピックを迎えられることがありがたいと思っています。ソフトボールのようなアマチュアスポーツにとって、オリンピックは最高峰の大会であり、最大の祭典ですから、オリンピックの重さが違うのです。」

    空手
    © Sputnik/ Vladimir Astapkovich
    ソフトボールが除外されたのは、2005年にシンガポールで行われたIOC総会でのことだった。IOCは夏の五輪競技の全てを対象に、存続させるかどうかの投票を行い、ソフトボールが獲得したのは52票だった。競技存続が認められる過半数を取るには53票を得なければならず、1票の差に涙することになった。野球が獲得した賛成票は50票と、ソフトよりも少なかった。

    野球・ソフトボールが五輪競技から除外されてから、3回ほど復活のチャンスがあった。しかし最終的には投票で勝ち進むことができず、IOCの承認が得られなかった。2013年の選考でレスリング、野球・ソフト、スカッシュの3競技まで絞られたときには、レスリングが選ばれた。リオデジャネイロ五輪の新競技を選ぶ際にも、野球・ソフトは落選し、ゴルフと7人制ラグビーが採用された。

    東京五輪で野球・ソフトボールが復活できることになったのは、IOCのバッハ会長が進めている改革の一つ、開催国が追加種目を推薦できる制度のおかげだ。東京五輪組織委員会は野球・ソフトボールを含む5競技18種目をセットで提案し、IOCがこれを承認した。東京五輪で復活しても、2024年の夏季五輪で競技種目として残れるかどうかはわからない。2024年の五輪開催都市は、パリとロサンゼルスが有力候補だと言われている。開催国の発言力が増していることから、ロサンゼルスならば、野球・ソフトが競技として残れる可能性はより高いだろう。

    ソフトボールが五輪種目であり続けるためには、世界的なソフトボールの普及が欠かせない。横田氏も「オリンピック競技に対してはどの国も、時間をかけて力を入れて取り組んでいきます。そのような方向に向かっていたにもかかわらず、ロンドン五輪のときに一度途切れてしまったのが残念でした。選ばれるための近道はありません。地道な普及活動が必要だと思っています」と話している。

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