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    ブリヌィ

    京都で初めてのマスレニツァ

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    リュドミラ サーキャン
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    冬に終わりを告げる、最も派手なロシアの国民的祝祭「マスレニツァ」が2月25日、京都で初めて、京都市左京区の国際交流会館で開催される。

    マスレニツァとは、スラブ民族の伝統的な祝祭であり、数多くの慣習が数世紀の時をこえて今日まで伝わったものである。

    これは楽しく冬を見送る祝祭であり、もうすぐ暖かくなる、自然が春を迎えて生き返るという期待に満ちたものである。この祝祭につきものなのが、当然ブリヌィである。丸くて、きつね色に焦げ目のついた、熱いブリヌィは太陽を象徴しており、太陽の熱で春には自然が生き返るのである。どの祝祭でも同じだが、マスレニツァもまた、お祭り騒ぎなしには考えられない。その昔、ルーシ時代には、トロイカに乗り、冬を象徴する藁人形を燃やし、歌い踊り騒いだものだ。

    京都のマスレニツァ祭を主催するのは、昨年秋に設立されたロシアカルチャーセンターである。センター代表のヴィクトリヤ・トルストワ氏がスプートニクのインタビューで、マスレニツァ祭の準備について語ってくれた:

    「京都でマスレニツァが行われるのは初めてのことで、私たちはとてもドキドキしています。マスレニツァは日本人にはあまり馴染みのない行事なので、彼らは私たちのやること全てを大きな関心をもって見ています。イベントは国際交流会館とその前の広場を会場にして行われます。コンサートのひとつは、レニングラード州と京都府の姉妹提携22周年を記念したものとなります。これはロ日合同コンサートで、日本人がロシアのバレエを踊ってロシアの歌を歌い、ロシア人アーティストは逆に日本の歌と踊りを披露します。ロシア人デザイナーのファッションショーも行われる予定です。もうひとつのコンサートは野外コンサートで、ロシアの伝統や遊び、体験講座やゲームを盛り込んだ、純粋にマスレニツァに特化したものとなります。もちろん、ブリヌィも振る舞います。ブリヌィを焼くのは、このために特別にロシアから呼び寄せた私の両親と京都のロシア人コミュニティのメンバーで、ロシア文化センター神戸のメンバーも手伝ってくれます。また、関西にある複数のレストランも手伝ってくれることになりました。私たちはロシアの食や歌や踊りの文化を、日本文化と対比させるのではなく、融合させることで、日本の皆さんに紹介したいと思っています。例えば、私たちのイベントには「マトリョーミン」アンサンブルの演奏家たちが参加してくれますが、これは一度見たら忘れられないくらいすばらしい演奏です。全般として、私たちは皆にとって美味しく、楽しく、興味深く、勉強になるような大規模な祝祭イベントを準備しています・・・」

    京都で初めてのマスレニツァ
    © 写真: ヴィクトリヤ・トルストワ氏
    京都で初めてのマスレニツァ

    日本のロシア人ディアスポラは絶え間なく拡大しており、北海道から沖縄に至るまで、日本の47都道府県のすべてにロシア人が居住している。日本のロシア人ディアスポラは「女性の顔」をしているというのが特徴的だ:女性の数が男性の数を倍以上も上回っているのである。しかし、居住地や年齢や地位に関係なく、彼ら全員に共通する重要なことは、皆がロ日関係の発展に自分なりの貢献をしたいと心から願っていることである。文化フェスティバルはそのための最短かつ最も手軽な道なのである。

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