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    ロシアは2018年の五輪に参加できるのか?

    ロシア選手への制裁に関するトーマス・バッハ会長の発言 ロシアは2018年の五輪に参加できるのか?

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    タチヤナ フロニ
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    IOCのトーマス・バッハ会長がニューヨーク・タイムズのインタビューで、2014年の五輪を受けて、対ロシア制裁が準備されていることを語った。バッハ会長は以前、2018年2月の平昌(韓国)冬季五輪までにIOCの特別委員会がロシアに関する捜査を完了させると発表していた。

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    現在、ふたつの委員会がこれに携わっており、ソチ五輪のロシア選手の検体を再検査し、ロシアの反ドーピングシステムに国の介入があったという情報の信憑性を調査している。

    一方で、ロシア・オリンピック委員会のアレクサンドル・ジュコフ会長は、2018年の五輪にロシア人選手が参加できるとの期待を表明している。しかし、今回のIOC会長の発言は、これに疑問符を付けた形だ。

    スプートニクは、ロシア議会下院の体育・スポーツ・観光・青年問題委員会のミハイル・デクチャリョフ会長に、ロシア人選手への新たな制裁が準備されていることに触れたトーマス・バッハ氏の発言についてコメントを求めた。

    デクチャリョフ氏は言う。「 トーマス・バッハ氏は特にセンセーショナルな発言はしていません。私たち自身も、悪いことをした選手には罰を受けてもらいたいと望んでいます。 しかし、国全体での集団責任というのは受け入れられません。

    基本的に、IOC会長が何か集団制裁を予言するようなことを言ったとは思いません。発言はかなり外交的で、欧米で広まっている一般的な反ロシアの言い回しを踏襲したものでした。私たちとしては、過ちを正すために自分たちがやるべきことはすべてやりました。反ドーピング国家計画も採択しましたし、多くの法改正も採択しました。私たちの委員会がこれを主導したのです。ドーピング検査で陽性になる検体数も大幅に減少し、現在ではほとんどゼロです。

    ちなみに、ロシア人選手を検査しているのは、十分に尊敬され、権威ある英国のドーピング・コントロール・オフィサーです。その彼らがロシア人選手に一切の陽性結果を見出していないのです。これは、間違いを正すための作業がきちんと行われたことを示しており、ロシアの反ドーピングシステムが改革されたことを示しています。

    2014年のソチ五輪について言えば、何人かの選手はすでにペナルティを受けています。トーマス・バッハ氏は立派な国際官僚ですから、総じてオリンピックの原則に反するような決定や、オリンピック憲章に矛盾するような決定は認めないだろうと思います。」

    スプートニク:そうだとすれば、この件で摘発された人はすでに全員ペナルティを受けているのに、どうして今になって、このような発言があったのかが理解できません。

    デクチャリョフ氏:おそらく、IOCに対する大きな圧力があるのでしょう。バッハ氏は外交官として、そしてフェンシング選手として、世界のスポーツがクリーンなものになるよう戦っています。彼は今、小さな前突きを繰り出したのです。

    スプートニク:バッハ氏は、ドーピング問題を無視し続ける官僚や議員がいることにも触れていました。

    デクチャリョフ氏:ドーピング問題はどの国にでもあります。ロシアにもありますが、それは、私たちが言われているような大規模なものではありませんし、ドーピング国家計画などと呼ぶことは到底できません。ロシアのドーピング問題は体制的なものではないのです。アルマティのユニバーシアードでは、新しい世代の選手や監督がロシアにドーピングはないと証明してくれましたし、スポーツの伝統と誠意を守りながら勝利することが必要であり、それは可能なことなのだと示してくれました。

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