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    サハ共和国、ヤクーツク、レナ川レナ川の柱群

    サハ共和国は、日本を含むアジアの人々にとって魅力的な旅行先となるか?【写真】

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    日本の元防衛大臣で自由民主党所属の久間章生氏が率いる旅行団が、ロシアのサハ共和国を訪れた。久間氏は訪問の最後に、日本人にとってウラジオストクやハバロフスクは有名だが、サハ共和国やその首都ヤクーツクを知る日本人は少ないと述べた。久間氏が発案したツアーには、北海道から沖縄まで日本全国から170人が参加した。ツアーは8月18日が最終日となった。この大規模なツアーのために、東京からのチャーター直行便が用意された。

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    ツアー参加者の大多数がサハ共和国を訪れるのは今回が初めてだった。だが、久間氏にとっては4回目の訪問だった。しかし以前の訪問は仕事上のもので、経済協力と関係していたが、今回の目的は、同胞にサハ共和国の自然の美しさやユニークさを紹介することだった。

    サハ共和国の気候はきびしい。だがその自然は素晴らしく、この地を訪れた者は、その奇跡のような美しさに魅了されずにはいられない。訪れる人々に強い印象を与えるレナ川沿いに40キロにわたって切り立った石柱が連なる「レナ川の柱群」もその一つだ。なお風やその気候条件によって岩の輪郭は毎年変わる。またサハ共和国には、有名な「寒極」オイミャコンもある。オイミャコンは、遊牧民の伝統的な円錐型の組み立て式家屋ユルタに住むトナカイ飼育者たちの村だ。さらに1955年に採掘作業が始まった直径1200メートルの世界最大級のダイヤモンド鉱山に位置するミールヌィ村の採掘場「ミール」や、1970年代に1万2000年前のマンモスの骨7000本以上が見つかった所謂「マンモスの墓場」、ヤクーツクにあるマンモス博物館や永久凍土博物館、またチェルキョフ村の野外歴史民俗博物館「ヤクーツク政治リンク」などがある。なおこれらはサハ共和国の観光名所のほんの一部にすぎない。

    日本人の団体旅行に同行した「ロシア・日本」協会ヤクーツク支部のニコライ・バラムィギン支部長は、通信社「スプートニク」のインタビューで、サハ共和国は日本、さらには東南アジア全体の観光客にとって非常に興味深い新たな旅行先になる可能性があるとの確信を示し、次のように語ったー

    サハ共和国では、マンモス博物館、永久凍土、レナ川クルーズ、自然公園『レナ川の柱群』、ヤクーツクのダイヤモンド博物館、また『寒極』として知られるオイミャコン村などを訪れることができます。またヤクート人の独特な文化も忘れてはなりません。日本人が最も感動したのは『レナ川の柱群』でした。日本の人たちは、『レナ川の柱群』がユネスコの世界遺産に登録されていることも知りませんでした。サハ共和国の観光プログラムは、その内容の豊かさと珍しさで他の多くの旅行と異なっています。サハ共和国には、実際にここでしか見ることのできないものがたくさんあるのです」。

    近年、経済の様々な分野におけるサハ共和国と日本の協力が著しく活発化した。日本でサハ共和国の代表者として12年間働いた経験を持つバラムィギン氏は、サハ共和国と日本の経済分野の協力について、次のように語っている-

    2016年12月にプーチン大統領が日本を訪問した際に調印された協定のうち7つはサハ共和国関係のものでした。現在ヤクーツクでは『北海道総合商事株式会社』と共同で一年中利用可能な温室施設のプロジェクトが実現されており、2月には新鮮な野菜が初めて収穫されました。これは、厳しい気候条件を持つサハ共和国にとって極めて重要です。その他、ビリュイスク市に日本のガスタービン発電設備を導入するプロジェクトの準備や、チクシ村の風力発電所の建設についても合意に達しています。今回観光代表団を率いた久間氏は、サハ共和国と日本の経済関係の発展を促進する基金を設立しました。これにより、観光地の発展についても話ができるようになりました」。

    バラムィギン氏によると、ロシア訪問を望む大多数の日本人にとって最大の悩みの種は、ビザの取得手続きだという。ロシア外務省と日本外務省の合意によって両国民のビザ取得手続きは大幅に緩和された。特にロシア人は、日本へ渡航するための保証人を探す必要がなくなった。だが日本人は世界中をビザなしで訪れることに慣れているため、ビザ申請するための書類を用意する簡単な作業や、ビザの発給を待つことを不快に感じる。

    なお、100人からなるサハ共和国の観光客たちが日本を訪れ、ビザ申請から発給までの期間とほぼ同じ日数をかけて日本を旅行した。久間氏は、これらのツアーが観光分野における日本とサハ共和国の積極的な協力の始まりになるはずだとの見方を示している。また久間氏は、サハ共和国にさらに大勢の観光客を呼び込むためには、同共和国に「ヒルトン」のようなホテルを建設したり、観光インフラを整備する必要があると指摘している。さらに同氏は、日本への帰国後に、日本人の間で同地域への関心が高まっていることを受け、ヤクーツクへの直行定期便の運航について話し合いをするとも述べた。

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    • サハ共和国、ヤクーツク
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    • ヤクーツク、パノラマ
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    • ヤクーツク
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    • サハ共和国西部にある都市ミールヌイ、教会
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    • アムガ川
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    • ロシア連邦サハ共和国北部にあるレナ川河口の港湾都市ティクシ
      ロシア連邦サハ共和国北部にあるレナ川河口の港湾都市ティクシ
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