14:48 2018年06月25日
行列のできる日本のラーメン4店、ウラジオストクで食べくらべ!ロシア人の反応は?【写真】

行列のできる日本のラーメン4店、ウラジオストクで食べくらべ!ロシア人の反応は?【写真】

CC0 / Pixabay
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徳山 あすか
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ロシア極東・ウラジオストクの中心街に、期間限定で日本のラーメン店がオープンした。農林水産省が場所を借り上げ、9月7日から10月29日まで、4店舗が交代で10日間ずつ出店する。

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なぜウラジオストクでラーメンなのか?テスト出店を主催している農水省食文化・市場開拓課の嶋根一弘課長補佐に話を聞いた。

嶋根氏「日本のラーメン店は、イギリス、ドイツ、アメリカ、ブラジルといった世界の国々で行列ができるほどブームになっています。ウラジオストクは日本にとても近いですし、テスト的に営業してみて人気があれば、将来的に日本のラーメン店進出ということもあるのではないでしょうか。まずはウラジオストクの皆様に、日本の伝統的なメニューであるラーメンを知っていただければと思います」

テスト出店に参加するのは、ウラジオストクの日本料理店「炭火居酒屋炎」が手がける鶏源ラーメン(札幌市)、北海道のラーメン激戦区で注目を浴びる「麺や琥張玖」(札幌市)、ニューヨークやシンガポールのラーメンコンテストで一位に輝いた「麺屋政宗」(宮城県名取市)、プロのラーメン店が選ぶラーメン屋ベスト10に入っている「こってりらーめんなりたけ」(千葉市)の4店。海外進出に熱意を燃やす、いずれ劣らぬ人気店ばかりだ。テスト出店なのでメニューはシンプルにラーメンのみ。値段は一杯600ルーブル(約1150円)だ。

筆者はオープン初日の7日の夕方に店を訪れた。店内は木の特徴を生かしたシンプルで落ち着く内装。カウンターの椅子も高すぎず低すぎず、大柄なロシア人も座りやすい快適な作りになっている。この日、昼営業だけで約100食が売れてしまった。日本のラーメンはロシア人の口に合ったのだろうか。食事を終えた人々に感想を聞いてみた。

  • お食事風景
    お食事風景
    © 写真 : Asuka Tokuyama
  • 厨房の様子
    厨房の様子
    © 写真 : Asuka Tokuyama
  • 満席の店内。席が空くのを待つ人の姿も
    満席の店内。席が空くのを待つ人の姿も
    © 写真 : Asuka Tokuyama
  • お店の外観
    お店の外観
    © 写真 : Asuka Tokuyama
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© 写真 : Asuka Tokuyama
お食事風景

友人と来店した家具職人のアレクサンドルさん「自宅で袋入りのインスタントラーメンを作りますが、自分で肉や魚で出汁をとってみても、なかなか上手くいかなくて。今日のラーメンは今まで食べた中で一番、出汁が良かったと思います。600ルーブルは高くないかって?いえ、ロシアでまともなラーメンを作ろうと思ったら500ルーブル以上はするんじゃないかな」

ガールフレンドと来店した大学生のデニスさん「ウラジオストクにはスシ・レストランばかりで、それ以外の日本食は、中国に行ったときに食べたことがあります。ここのラーメンはスープがとても美味しかったです。肉(チャーシュー)はちょっと少なかったですが、スープのおかげでお腹いっぱいです。できれば辛いソースやニンニクなど、自分で味を調節できる調味料が置いてあればもっと良かったかな。次の店のラーメンも必ず食べに来ます」

夫と息子と来店したアナスタシアさん「SNS上にある『ウラジオストクのママ』という交流グループで日本のラーメン店が開店すると知り、絶対来なくちゃと思いました。今年の春、日本に家族旅行に行きました。私も夫も日本、特に横浜が大好きなんです。ラーメンはとても美味しかったのですが量が多すぎて、私も子どもも残してしまったのが残念です。テスト出店でも、せめて子ども用サイズがあればよかったですね」

この日、夜の営業時間もひっきりなしに人が訪れ、一人客(男女問わず)や家族連れ、カップル、友人同士など、客層も様々だった。日本の国民食ラーメンは、果たしてウラジオストク市民のハートをどこまでつかめるのか。テスト営業の結果が楽しみだ。

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