02:40 2018年10月23日
日本代表

タタルスタン・スポーツ相「ロシア国民には、日本人から学ぶべきことがある」

© 写真 : Ministry of youth affairs and sport of the republik of Tatarstan
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タチヤナ フロニ
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サッカーW杯ロシア大会が閉幕した。一人ひとりのファンの心には、それぞれ二つとない印象や体験、思い出の組み合わせが残った。しかし、今回全世界によって議論され、新たな大会がスタートする4年後にも必ず思い出される数々の瞬間がある。その中には、日本代表の献身的なプレーや、日本チームのロッカールームにおける非の打ち所のない清潔さ、そしてもちろん、日本人ファンたちが含まれている。

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毎試合後、チームが勝ったか負けたかに関係なく、日本人ファンたちはゴミを全てスタンドから片付け、ポリ袋に詰めていた。日本のサッカー選手たちも同じように行動していた。

そして、日本代表にとって今大会最後となった試合の後、選手たちはロシア語で「ありがとう(スパシーバ)!」と書かれたメモを残した。日本人の実例は一部のW杯ファンを非常に魅了し、これらのファンの間では「清潔なW杯」と題したフラッシュモブが生まれた。

一方、日本代表は大会全体にわたって、タタルスタン共和国の首都、カザン市に滞在し練習を行った。スプートニクはタタルスタンのレオーノフ・スポーツ相に連絡を取り、カザンが日本代表やファンをどのように受け入れていたかについて話を聞いた。

レオーノフ大臣は、「我々は首を長くして、日本代表との出会いを待っていた。サッカーW杯ロシア大会の参加チームの中で、日本代表が最後にロシアに到着したからだ。つまり、良い意味で我々は、日本代表を待ちあぐねていたのだ」と語った。「一方で、日本人ファンや日本メディア代表者の数は、我々の町に拠点を置いていた他の複数のチームよりも遥かに多かった。客人に対してはいつも、まず第一に何か美味しいものをご馳走したいと思うものだ。我々は、パン生地を材料にして蜂蜜をかけた、タタール人の民族的菓子であるチャクチャクで日本人をもてなした」

タタルスタンのレオーノフ・スポーツ相
© Sputnik / Maksim Bogodvid
タタルスタンのレオーノフ・スポーツ相

スプートニク: 選手たちには順応する時間がありましたか?

レオーノフ大臣: 順応するための特別な時間は、日本の選手たちには必要ない。練習を行った選手24人のうち大部分の18人は、昨シーズンに西欧の様々なクラブでプレーしていた。夏のカザンは、何らかの特別な気候で際立っているということはないため、この方面で日本人は自分たちにとって快適だと感じていたと思われる。というのも、そもそも初めから、コーチングスタッフによるキャンプ地選定の際、タタルスタンでの気候条件にまさに力点が置かれていたからだ。

スプートニク: 日本の選手たちが地元チームと対戦することはあったのでしょうか?あるいは、ロシアのサッカー選手やファンが日本代表の練習を訪れて少し交流することはできたのでしょうか?

レオーノフ大臣: FIFA(国際サッカー連盟)によるスケジュールでは、サッカーW杯に参加するそれぞれの代表チームが大会参加の一環として、ファンやメディア代表者が自由に訪問できる公開練習を1回実施することになっている。日本代表は、公開練習にもなったチーム初の練習を6月14日に実施し、その後に集合写真の撮影や子供たちとのサイン会が行われた。この子供たちは、モスクワとカザンに住む日本人の子供たち30人と、地元クラブ「ルビン」のサッカーアカデミーの生徒55人だ。

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スプートニク: 結局は、日本代表は成功から見放されてしまったわけですが、日本の選手たちはW杯で輝かしい、そして非常に立派なプレーを見せました。カザンでは日本の選手たちを応援していたのですか?

レオーノフ大臣: 大会期間中にカザンに滞在していた全代表チームは、我々にとって何らかの形で事実上故郷のチームとなり、自分たちのサッカーの才能によってだけでなく、チームを心から応援していた自分たちのファンによっても、我々を虜にした。このことに感情の面で満たされないでいることは、ただただ不可能だ。疑わないでいただきたいが、カザンでの同じ「ファンフェスト」会場では、日本の試合が放映されていた時、カザン市民が日本チームを応援していたのだ。

スプートニク: 日本人ファンと日本代表メンバーは、立ち去る際に全てのものを片付けるという、清潔さに対する信じられないほどの態度でロシアの人々を驚かせました。このことはあなたに対して、どのような印象を与えましたか?交流していた時に、他の何よりも強く記憶に残ったことは何でしょうか?

レオーノフ大臣: 日本の人々は、生活のまさに全分野に現れる自らの事柄に対する非常に注意深い、そしてプロフェッショナルな態度で際立っている。日本人は非常に規律正しい人々だと感じられる。それに加えて、日本人は人々との交流での誠実さや、自分の事柄や理念に対する献身の精神も持っている。ロシアの人々がこれほど魅了された日本式教育は、最も高い評価に値する。我々ロシア国民には、日本の人々から学ぶべきことがあるのだ。

タグ
サッカー, 露日関係, 2018年のロシアW杯, 日本, ロシア
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