スプートニク日本
日本の寺で願いごとをして、
それが叶ったロシア人女性の物語
日本は1年以上、外国人観光客に対して国境を閉鎖している。それでも真のファンは愛する国の文化に触れる方法を見つけ出す。ロシアの写真家ダーシャが、日本の神々に念願の夢の実現を助けてもらった話をスプートニクに共有してくれた。
「日本への旅行は、夫と私にとって大きな夢でした。結婚式の半年前、私たちは無鉄砲に日本へのチケットを購入し、お金を節約して、新婚旅行で初めて日本に行きました。その旅行で、私たちは日本のさまざまな都市に行くことができました。特に京都の嵐山が記憶に残っています。数時間散歩した後、私たちは人混みから逃げようと決め、人気のない山道を登っていきました。」

日本と犬を夢見る
「20分後、目の前に現れたのは、大悲閣千光寺という小さなお寺でした。お寺は小さく、働いている人も3人と犬1頭しかいませんでしたが、その場所は私たちにとって、とても印象的でした。1人の高齢の男性が落ち葉を掃いていたのですが、まるで葉っぱの1枚1枚が世界最高の芸術作品であるかのように、愛と敬意を持ってこの単純作業をしていたんです。」
「そして、私たちは『すみれ』という名前の柴犬に出会いました。私はいつも犬を飼うことを夢見ていましたが、その瞬間、私が飼いたいのは柴犬だと気づきました。夫と私は最初の犬が亡くなった悲しみがまだ癒えきっておらず、二代目の犬など考えてもいませんでした。驚いたことに、すみれさんは穏やかに愛想良く私たちを迎えてくれ、撫でさせてくれました。後から、お寺のスタッフがすみれさんの生活の話をしてくれました。私は帰り道に本堂で自分の柴犬がほしいとお願いしました。」
その願いはモスクワで実現した。半年後、ダーシャは『キバ』を飼うことになったのである。キバは穏やかで真面目な性格の柴犬で、飼い主の大好きなアニメキャラクター(『ナルト』と『ウルフズレイン』)にちなんで名付けられた。ダーシャによると、柴犬は彼女たちにとって家族の一員になっただけでなく、日本の象徴にもなったという。
また、キバの写真を掲載したブログは、ダーシャのもう一つの趣味になっている。
柴犬すみれさん
大悲閣千光寺は混雑する京都の観光地にあるものの、コロナ前でも年間の訪問者数はわずか200〜300人だった。
寺のホームページによると、犬のすみれは現在11歳である。和尚さんは犬好きで、すみれはこの寺で暮らす最初の犬ではない。これについては、僧侶の一人がオンライン日記で詳しく語っている。
「今までに、<イヌ>たち三匹と暮らしました。(太郎)(さくら)に(もみじ)でした。よく、小生・愚僧を助けてくれました。感謝の気持ちでいっぱいです。山から渡月橋まで、バイクで散歩いえランニングする時は、まるで犬使いになった気持ちでした。なにせ、皆いっしょだったのでした。時々、川べりで遊んでもらいます。その楽しそうなこと。
小生も、とってもしあわせでした。
現在は、名犬<すみれ>がいます。(笑)四才柴犬です。尾までも小さい豆柴さんです。愚僧が、北野の寺院と往復する日々ですので、<すみれ>もいっしょに動いているので、いつもいつも、大悲閣にいないのが、よく会いにきてくださる愛犬家の参詣者の方々に、御迷惑かけてしまい、すまない気持ちで一杯です。申し訳ございません。一工夫いたします。」