日本はプーチン大統領、そしてロシア記者団を温かく歓迎。首脳会談への期待は高まっている。今日という日は、露日関係にとって歴史的な日となるだろうか。
いよいよプーチン大統領が日本に到着した。初日の今日15日は、山口県長門市にて露日首脳会談が行われる。
日本はプーチン大統領、そしてロシア記者団を温かく歓迎。首脳会談への期待は高まっている。今日という日は、露日関係にとって歴史的な日となるだろうか。
プーチン大統領が安倍首相に贈った贈り物は何なのか、それは何を象徴するのか。スプートニクが読者の皆様のために解明を試みる。
露日首脳会談が行われている山口県長門市に住むロシア女性アンゲリーナさんは、プーチン大統領へのお土産として名前入りの着物を用意した。
山口県はプーチン大統領訪日後にロシアからの観光客が急増することへの期待を表した。ロシアのマスコミが報じている。
弘中 勝久副知事は毎年山口県を訪れる外国人観光客はおよそ11万人で、そのうちおよそ3万人が欧州から訪れていると語った。現時点ではロシア人観光客の数は年間200-300人だという。
山口県の観光で最も適したシーズンは桜の咲く春の初め。観光客には温泉も人気がある。
ロシア人記者団は首脳らの食事の終了を待ちわびている。夕食の終了時に総括して大臣らの交渉結果についての会見が始まる。
ウシャコフ大統領補佐官いわく、安倍首相へのプレゼントの贈呈は夕食の後になる。
ユーリー・ウシャコフ大統領補佐官はクリル諸島における合同経済活動の声明の準備について語った
プーチン大統領と安倍首相はクリル諸島(千島列島)での共同経済活動開始についての声明文で合意した。ユーリ・ウシャコフ大統領補佐官が発表した。補佐官は、テキストは明日にも公開されると指摘した。
日米の特別な関係にかかわらず、ロシアと日本は安全保障問題においてアジア太平洋地域で密接に連携することに興味を抱いている。ロシアのラブロフ外相がプーチン大統領と安倍首相の会談後に、記者団に対して次のように述べた。
15日夕方、大谷山荘のレストランのテーブルには、ロシアからの賓客のために、地元の高級食材を使った「懐石料理」の品々が並べられる。夕食はまず、食前酒で始まり、季節のオードブル、刺身、和牛のグリル、地元名産フグの刺身や揚げ物が出される。ご飯も、地元産の「コシヒカリ」である。夕食後、両首脳は、日本庭園に面した露天風呂で歓談を続ける予定だ。その後二人は、望遠鏡が置かれた展望台に向かう。そこで両首脳は、特設バーで用意されたカクテルを飲み夜空を眺めながら「領土問題」について率直な意見交換をすることになっている。
プーチン大統領の到着の遅れは安倍首相との会談の歩みに一切影響しない。15日の東京での記者会見で菅官房長官が明らかにした。
しかしプーチン大統領は、次のように語っている-「残念ながら我々には、多くの未解決問題がある。しかしロシアにおいて非常に多くの人々が、日本を知っており、日本を愛している。私は、どんな問題があろうと我々がいつの日か、我々の問題のすべてを正確に解決できるものと確信している。それがいつになるかには関係なく、もう今、何百万もの人々が日本に魅かれている。これは全く誇張ではない。そして日本に住む何百万もの人々も、互いに知り合い、協力し合い、有益な情報を交換し合いたいと望んでいると私は思う。非常に多くの人が、今のところまだ解決されていないあらゆる問題を解決したいと真摯に望んでいることと思う。」
私ども「スプートニク」は、プーチン大統領に対するマスメディアや専門家の反応について、いくつか記事としてサイト上に御紹介した。
プーチン大統領は温泉で休養という提案に謝意を表し、「強硬に疲れることのない(日程)ほうがいい」冗談をとばした。会談冒頭で安倍首相は長門でプーチン大統領をお迎えできて嬉しいと語り、プーチン氏の訪日は11年ぶりになると指摘した。
プーチン大統領、安倍首相の尽力は両国関係にポジティブな影響をもたらした。ロシアはこの交渉が日本との関係発展に貢献するものと捉えている。
議員らとの写真撮影が行われ、そのあと交渉が開始される。
ロシア・エネルギー省のアレクサンドル・ノヴァク大臣、ラヴロフ外相が会談場所である「大谷山荘」に到着。
ロシア直接投資基金によれば、基金が参加する共同投資フォンド創設についても発表される。現在、日本におけるロシア・ビジネスの基本的取引当事者は、国際協力銀行(JBIC)である。新聞「コメルサント」によれば、極東発展基金のアレクセイ・チェクンコフ総裁は、同銀行と30億ドルのプロジェクトへの投資について交渉する計画だ。
ロシア外務省によれば、今回の訪問に向け、およそ30もの文書が準備されているが、具体的な投資合意や契約などの数は、それよりはるかに多いものとなる。
ロシアのプーチン大統領が日本に到着した。訪問初日は、安倍首相との会談が予定されている。
露大統領機は、山口宇部空港に到着した。到着後プーチン大統領は、様々な形式で安倍首相との会談が行われる予定の長門市ヘ向かう。
ロシアのウシャコフ大統領補佐官は記者団に、まずプーチン大統領と安倍首相の会談が行われ、会談には両国からそれぞれ4名の代表者が参加し、その後、2人で向かい合って話し合いが行われた後、閣僚が加わった協議となると語った。
空港では、岸田外相らがプーチン大統領を出迎えた。
これに先立ち私ども「スプートニク」は、プーチン大統領日本訪問に向けた準備についての一連の記事を掲載してきた。その中には、山口県知事や長門市長など、多くの関係者へのインタビューが含まれている。
今日、安倍首相の故郷山口県長門市で、露日最高首脳会談、プーチン・安倍会談が行われる。ロシアでも日本でも、首脳会談の結果に対する予測は、政治家と専門家、また世論とで異なっている。懐疑的でブレイクスルーはないと考える人もいれば、来たる会談を「歴史的なもの」であり、露日関係のさらなる発展にとって決定的なものとなる、と見る人もいる。
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