記録的!立候補者が67人。誰が大統領に立候補したのか?

記録的!立候補者が67人。誰が大統領に立候補したのか?

© Sputnik / Maksim Blinov
2018年ロシア大統領選挙
短縮 URL
筆者 :
0 80
でフォローする

2018年のロシア大統領選挙戦は20年ぶりの記録的な候補者数となった。これより候補者数が多かったのは、1996年の78人の1回だけである。

スプートニク日本

1月7日午前0時、ロシア中央選挙委員会が大統領選挙への出馬を希望する自己推薦者の受け付けを締め切った。政党から推薦を受ける候補者の受け付けは1月12日に締め切られるが、ほぼ全員がすでに立候補を届けて出ている。中央選挙委員会のエーラ・パンフィロワ委員長が選挙戦の中間結果を発表した。「今日現在、67人から立候補の届出がありました。そのうち政党推薦が21人、自己推薦が46人です。」

ロシア連邦大統領選挙法によれば、政党が候補者を擁立するには党大会を開催しなければならず、自己推薦で立候補するには500人以上が集まる支持集会を実施しなければならない。これらの行事には中央選挙委員会の代表者の出席が必須となる。それを経て初めて、中央選挙委員会に書類を提出することができるのだ。この際、自己推薦者は過去6年間の家族の所得額と所得源泉のほか、国内外に保有する不動産、銀行預金、有価証券の情報を提出しなければならない。中央選挙委員会が拒否する根拠が無いと判断した場合、立候補者は選挙口座を開設し、有権者の署名を集め始めることができる。連邦議会に議席を持つ政党(統一ロシア、ロシア共産党、ロシア自由民主党、公正ロシア)の候補者はこれが免除される。連邦議会下院に議席を持たない政党の候補者は10万人、自己推薦者は30万人の署名を集めなければならない。署名の期限は1月31日である。中央選挙委員会が署名をチェックした後、立候補者は正式に候補者として登録される。
今日現在、中央選挙委員会は、抹消されていない前科があるとして、「汚職対策基金」の設立者アレクセイ・ナヴァリヌィ氏とジャーナリストのオレグ・ルリエ氏の立候補を拒否している。ビジネスマンのセルゲイ・ポロンスキー氏、国家両親委員会会長のオリガ・ヴォルィネツ氏、ダゲスタンのムフティーの顧問で妻、雑誌「イスラム」の編集長でもあるアイナ・ガムザトワ氏、クラブ「GoldenGirls」のオーナーでロシア・ストリップクラブ協会会長のラキ・リー氏については、支持集会に集まった人数が500人に満たなかったため、立候補が認められなかった。また、「復活」運動のリーダーであるアレクサンドル・チュフレボフ氏はフィンランドの永住権を有していることから候補者に登録できなかった。法律上、外国籍もしくは他国の永住権を持つ者はロシア大統領に選出されることができない。

一方で、中央選挙委員会は、委員長の言葉を借りれば「変わり者」である数名の候補者については拒否理由がないと判断した。その一人が孤児障害児支援センターのセンター長であるワシーリー・プガチョフ氏であり、彼は数秘術に熱中している。プガチョフ氏はモスクワ時間22時22分に中央選挙委員会に書類を提出し、その理由を次のように説明した。すべてを足すと8になるこの数字の並びはロシアの未来と繋がっていることから、彼に幸運をもたらすはずだと言うのである。また、自己推薦者のNPO「ソ連の子どもたち」のトリスタン・プリシャギン会長も「平和的手段でソ連を復活させる」と公約し、人々を驚かせた。

政治工学センターのボリス・マカレンコ所長は次のような意見だ。

選挙法の自由化があり、政権は大したことのない野党政治家との競合を恐れなくなった。現在の論理は次のようなものだ。100本の花でも咲けばいい、どうせ必要な数の署名が集められなくて、枯れることになるのだから。

大統領候補になるとメディアが報じているのが、現大統領のウラジーミル・プーチン氏(自己推薦)、ロシア自由民主党の党首ウラジーミル・ジリノフスキー氏、政党「ヤブロコ」の共同設立者グリゴリー・ヤヴリンスキー氏、「発展党」党首でビジネスオンブズマンのボリス・チトフ氏、農業ビジネスを行うパーヴェル・グルジニン氏(ロシア共産党)、「国民イニシアチブ」党から立候補したテレビ司会者でジャーナリストのクセニヤ・ソプチャク氏である。

調査機関「レヴァダ・センター」が12月末に実施した世論調査によると、現大統領のプーチン氏の支持率が63%を超えている。ロシア大統領選挙は3月18日に実施される。

タグ
ロシア
コメント・ガイドディスカッション
Facebook経由でコメントスプートニク経由でコメント
  • コメント