砕氷船「アルクチカ」は、2013年11月に起工された。全長は173.3メートル、幅34メートル、排水量3万3500トン、乗員は75人。
最終的な引き渡し期限は、2017年12月。「アルクチカ」は、北極海航路の維持や北極への様々な遠征の実施を目的としたロシアのプロジェクト22220の一部。
砕氷船は、北極で厚さ最大3メートルの氷を割りながら船団を伴走する。
「アルクチカ」は、プロジェクト22220の中心的な船となり、北極開発と北極圏におけるロシアのプレゼンス強化に必要な原子力砕氷船団の基盤となる。