01:18 2020年08月05日
ロシア
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「殉職したジャーナリストの追悼式」が12月15日にロシアで開かれる。この追悼式はロシア連邦ジャーナリスト連盟の決定で1991年に制定された。ユーゴスラビア紛争で殉職した報道関係者の遺族や同僚が12月11日に追悼式を執り行ったことが由来となっている。ロシアでは近年、12月15日に追悼式が行われている。

国際ジャーナリスト連盟の発表によれば、2019年に世界で殉職した報道関係者数は49人に達する。その多くは情勢が不安定な近東や南米に集中している。欧州では2人の報道関係者が死亡した。一方、ロシア連邦ジャーナリスト連盟のウラジーミル・ソロヴィヨフ議長によれば、2019年にロシア国内で殉職した報道関係者はいない。

ただし、ロシアのジャーナリストは往々にして脅迫や職務制限を受けることが多い。そこで連盟は報道関係者の権利侵害に関する状況を常にモニタリングしており、その確認件数は201件に達した。その多くは無許可で行われたデモ活動の現場で発生しており、主に首都のモスクワに集中している。地方都市でも報道関係者が拘束されるケースは多発しており、70件近くの権利侵害が確認されている。

追悼日には殉職した報道関係者の遺族が「ジャーリストの家」に集まり、各種のイベントが開催される。

2014年のウクライナ危機ではアンドレイ・ステニン、アナトリー・クリャン、イーゴリ・コルネリュク、アントン・ボロシンなど、多くの報道関係者が犠牲になった。犠牲者らはいずれも大統領令で死後に叙勲された。

連盟はロシア非常事態省と連携して、戦地に赴くジャーナリストに対し、戦闘時の避難方法や護衛訓練も行っている。

ロシアではアンドレイ・ステニン記念フォトコンテスト賞やアンナ・ポリトコフスカヤ記念カメルトン賞などが設立されており、人権保護や言論の自由に貢献したジャーナリストに受賞活動が行われている。

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