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医師たちは、数年前に実施されたダイエット食品に関する世論調査データに注目した。世論調査は、デンマーク人5万5000人以上を対象に行われ、「どれくらいの量のチョコレートを定期的に食べているか?」という質問が含まれていた。
研究者たちは、世論調査のデータと、調査に参加した人たちの病歴を比較した。すると、チョコレートの適度な摂取量が、それがミルクチョコレートでもブラックチョコレートでも、全世界で数百万人が苦しむ心房細動のリスクを低減することとが分かった。
1週間に30gのチョコレートを定期的に食べている女性が心房細動になるリスクは21%低減され、30グラムのチョコレートを週に2-3度食べている男性の場合は、23%低いという。
なお医師たちは、チョコレートを食べすぎたり、あまりにも頻繁に食べると、特にカカオの含有量が少ないチョコレートなどは、逆効果となったり、健康に悪影響を及ぼす恐れがあると警告している。
この前、今日人気のある「軽いタバコ」は、最も活発な肺がんの一つ、肺腺がんを引き起こすため、特に危険であることがわかった。
また、ロシアの専門家達も加わった国際学者グループは、食事の際に唐辛子を定期的に取ると、体重の減少を促し、消化をよくすることを明らかにした。