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カナダ・マギル大学のテイラーベラ氏率いる天文学チームは、ホット・ジュピターである太陽系外惑星「WASP-12b」が真っ黒な巨大ガス惑星だと明らかにした。論文は科学誌『The Astrophysical Journal Letters』に掲載された。サイエンスアラートが伝えた。
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WASP-12bは地球から1400光年の場所にある。木星のおよそ2倍大きく、0.03天文単位の距離で主星を周回している。1天文単位は地球と太陽の平均距離で、約1億4960万キロメートル。同惑星の1年は地球の1日に相当する。潮汐力により、WASP-12bは地球に片面しか向けていない。表面温度は摂氏2000度に達する。
研究チームは、WASP-12bが大気に入射する光の94%を吸収する。ホット・ジュピターは普通、光の40%を反射するという。光を反射する割合(
アルベド)が低い理由の1つは、WASP-12bが昼の面に雲を持たないことだ。しかし、同惑星は完全な
黒体ではない。高い温度のため、WASP-12bは熱された金属のように赤く光っているのだ。
これより前、国際宇宙ステーション(ISS)の外表面から標本を採取し調査したところ、いくつかの種類の細菌は宇宙空間の高い放射線に曝されても存在し続けることが証明され、更に同類の微生物が地球に入り込んだために生命が誕生した可能性も示す結果となった。
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