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仏と豪の地質学者グループがインド洋南部の諸島を構成する鉱石を調べたところ、この水域で新たな大陸の形成が始まっていることが明らかになった。調査結果は科学誌「テラ・ノーヴァ」に掲載されている。
学者らが調査したのは南極に近いインド洋に浮かぶケルゲレン諸島の構造。その結果、ケルゲレン諸島は火山の山頂部分が海面に突き出したものであることが判明した。
普通、海洋に浮かぶ島は玄武岩で構成されているが、ケルゲレン諸島には花崗岩も見つかった。花崗岩は大陸にしかない鉱石だ。諸島における花崗岩の形成は、現在の大陸が形成された際に起きた現象と全く同じように起きていた。
このことから科学者らはケルゲレン諸島は、数百万年後には完全に大陸となる前段階だという帰結を結んだが、最終的な帰結を出すためには花崗岩の化学成分を入念に調べる必要があると念を押している。
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