14:36 2021年09月18日
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スイスのアルプス山脈とゼンティス山の頂に設営された大型レーザーをハイテク避雷針として使う実験が実施される。テレビチャンネルCNNに対しスイスのジュネーブ大学の研究者が明らかにした。レーザー光線が雷雲の中に静電荷を作り、強力な落雷を誘発する。

スイスの物理学者で研究チームの責任者であるジャン・ピエール・ウォルフ氏は、「私たちは雷雲の負荷を除去することでその電圧を引き下げようとしています。それによって将来的に周辺への落雷を予防します」と説明した。同氏によれば、今日、使用されている避雷針は、どの高さに設営されているかに関わりなく、比較的に狭い範囲を防御する。スイスの研究者らは、ハイテクレーザー避雷針は、遥かに広範囲を落雷から守ることが可能となると見込んでいる。

標高2500メートルのアルプスのゼンティス山がレーザー避雷針の設置場所に選ばれたのは偶然ではない。ウルフ氏は、「ここは欧州において頻繁に落雷に見舞われている場所の1つといえます。当地に設営された電波塔は、年間およそ100から400回の落雷に見舞われているのです」と語った。

通信社「スプートニク」によれば、今日、落雷により世界中で多くの人が命を落とす事態が続いているという。今年8月にバングラデシュで結婚式に雷が落ち、1度に16人が亡くなるという事態が発生している。

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