モバイルバンキングを狙う「トロイの木馬」が復活 アンチウイルスを巧妙に掻い潜る危険なウイルス

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ラップトップ - Sputnik 日本, 1920, 17.09.2021
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セキュリティ企業SentinelLabs社は、Windowsのアンチウイルスを無効にするバンキングトロジャーン「ZLoader」の復活を発表した。このウイルスがいかにコンピュータに侵入してくるか、SentinelLabs社はその方法を説明している。Threatpost社が発表を報じた。
「ZLoader」はクッキー、パスワードとあらゆる機密情報、つまり、インターネット上の動作情報のすべてを盗む。「ZLoader」は被害者を狙うために危険なGoogle AdWords広告を利用するほか、Discord、Javaプラグイン、Microsoft TeamViewer、Zoomなどを介して拡散する。ウイルスはブラウザを介して被害者のコンピュータに侵入するが、偽のセキュリティ証明書があるため、マイクロソフトに内蔵されたアンチウイルスWindows Defenderを無効にしてしまう。
ZLoaderによるハッキングは数年前に隆盛を極めた後、その後、激減していたが、専門家らは今回、「トロイの木馬」が舞い戻ったことは間違いないと指摘している。
専門家らは、最近のZLoaderはオーストラリアやドイツの金融機関のユーザーを標的にしていると推測している。銀行ポータルへのWebリクエストを傍受し、認証情報を盗む。
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