19:53 2020年01月21日
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平昌五輪女子フィギュアはロシアのアリーナ・ザギトワが金、エフゲニア・メドベージェワが銀という結果に終わった。シーズン開始の時点でこの結果を誰が予想しただろうか。ザギトワの試合後のコメントを聞く限り、自身も結果に驚いていることがわかる。

スプートニク日本

ザギトワは自分が五輪チャンピオンになったと知った瞬間を振り返り、R-スポーツ紙の記者からの取材に次のように語っている。

「心地よい驚きでした。心配を克服できてうれしい。監督たちと沢山トレーニングしてきました。でも、メダルを手にしていないうちは本当に五輪チャンピオンになったという感じはわかりません。」

ザギトワは心的重圧がどれほどのものであったか、次のように語っている。

「ミスは絶対にしてはならないと感じていました。これがやる気と心配を同時に呼びました。手が震えましたが、体はトレーニングで何度も繰り返したことを覚えていましたので、全てひとりでに演技してくれたんです。」

一方、あれほど金を待望され、ライバルにわずか1.31の差で負けて銀にとどまったメドベージェワは、生まれて初めて試合で涙を流したと語っている。あの強靭なメドベージェワが涙を流した。

「こんなことは人生で初めてでした。試合で泣くなんてことは一度もなかった。緊張ではありません。感情がどっと流れ出たんです。心が軽くなって。涙は、滑り終える前に、ダブルアクセルの終わった後、流れ出しました。たぶん、すべての魂をリンクに残したということを理解したからだと思います。」

ロシアの五輪出場が叶わないかもしれない危機にも、怪我の足をひきずりながら、感動的なスピーチでIOCを納得させた、あの強いメドベージェワが流した初めての涙を全世界が目撃した。

有名なタチヤナ・タラソワ監督もコメンテーターとして、試合をかたずをのんで見守った。タラソワ監督は試合結果についての取材に声を震わせ、次のように語った。

「結果は正当だったかですって? 泣いて、泣いて、コメントも出せないほどでした。つらいですよ。だってメドベージェワは偉大な選手ですからね。彼女は今日、実に見事に滑りましたよ。 見ている方が大動脈が破裂しそうなほどでした。あの子は2番目の評価(フリープログラム)で最初の評価(SP)の穴埋めができたはずなんです。あの怪我さえなければ、すべての要素を(ザギトワと)同様にプログラムの後半にもってくることはできたはずなんです。」

タラソワはプロとして、この結果を予期していたのだろう。ショートプログラム終了後に出したコメントで、メドベージェワの苦しい心中を思いやっていた。

「スプートニク日本」のオリンピック関連コーナーでご覧ください。

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スポーツ, 五輪, フィギュアスケート, アリーナ・ザギトワ, エフゲニア・メドベージェワ, 韓国, ロシア
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