ロシアはラグビー強豪国になれる ロシア代表戦最多出場の選手が語る

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ロシア対日本戦 - Sputnik 日本
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9月20日、東京の味の素スタジアムでワールドカップラグビーの開幕戦が行われ、日本代表は、30:10のスコアでロシア代表に勝利した。スプートニク通信特派員は、代表戦出場数で最多記録を持つユーリー・クシナリョフ選手に話を聞いた。終了した開幕戦について、またロシアチームの今後の展望について語ってもらった。

「今日の試合は、昨年11月(日本代表とのテストマッチ)とほぼ同じでした。その時と同じ戦略でプレー、つまりゲームの展開を遅くしようとしました。日本代表のプレーは大変スピードがあって、ボールを腕にキープしようとするからです。ある程度までは彼らを抑えることができ、開始後38分はこちらがリードしていました。けれど残念ながら、それでは不十分でした。2回目のタイムでこちらはあまり組織的にまとまらず、日本人は私たちのミスをうまくついてきました。

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我われはミスを犯し、日本はそこをついてきた-ラグビーロシア代表キャプテン
でも試合には満足しています。これは自分の代表戦112試合目でした。この間、ロシア代表チームは大きく成長しています。よりプロらしくなりました。選手の準備に対する取り組み方が大きく改善しています。(略)ロシアはラグビー強豪国になれると思っています。ただ、それには時間が必要で、これは当然のことです」。クシナリョフ選手はこのようにスプートニク東京特派員に語った。

2018年11月にラグビーのロシア代表は日本代表とのテストマッチを英国のグロスターで行い、敗れている。その際、日本代表は32:27のスコアで勝利したが、ロシア代表は73分間に渡りゲームをリードしていた。ロシアと日本はこれまでに7回対戦。そのうちロシアが勝ったのは一度のみ。


ワールドカップは4年に1度開催され、第1回大会は1987年に行われた。もっとも優勝回数が多いのはニュージーランドで、1987年と2011年、2015年の3回。2度の優勝経験があるのはオーストラリア代表(1991年と1999年)と南アフリカ代表(1995年と2007年)、英国代表は2003年に勝利を手にしている。2023年のワールドカップはフランスで開催される。

以前、ロシアは2027年のワールドカップの開催国として名乗りを上げている。ロシア代表のワールドカップ出場は今回が2回目となっている。

日本人とロシア人のラグビーファンたち - Sputnik 日本
ラグビー大好きロシア人、日本人が都内の居酒屋でエール交換 初戦の前日
今大会でロシア代表は、サモア代表(9月24日)とアイルランド代表(10月3日)、スコットランド代表(10月9日)とそれぞれ対戦する。

日本代表は、アイランド代表と9月28日に、サモア代表と10月5日に、スコットランド代表と10月13日にそれぞれ対戦する。

各プール5チームのうち上位2チームが準々決勝に進出する。プールの対戦成績のスコアは、勝ちが4点、引き分け2点、負け0点となる。試合で4トライまたはそれ以上が決まった場合、チームにボーナスとして1得点が与えられ、また、負けた場合でも得点差が7点差以内の場合には1得点が与えられる。

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