02:31 2021年04月16日
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「イスラム国」の脅威と全世界に広がる過激主義 (182)
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米国の国防総省は水曜、国家軍事戦略を発表した。そこには、「国際法規を侵害する、ロシア等の修正主義国」に対処すべきだ、と記されている。またしても米国の軍事当局から冷戦時代の言い回しが飛び出した形だ。

ロシアは「イスラム国」と同列に扱われている。「戦略的方針に従い、米軍は、ロシア等の修正主義国に対処する用意がある。それらの国々は、「イスラム国」等の過激派組織と同じように、国際法規を侵害している」と国防総省のプレスリリースにある。

一方で、テロ・麻薬取締など、一部の安全保障上の問題については、ロシアの貢献が認められている。しかし、ロシアは「自分の目的を果たすために武力を使用しようとしている」、との指摘も見られる。

「ロシアは常に、ロシアがいかに諸隣国の主権を尊重していないかということを示している。ロシアの軍事行動は、地域の安全保障を、直接的に、または様々なパワーを通じて、破壊している」とプレスリリースにある。ただし、裏付けとなる事実は示されていない。

ロシアの他には、米国のいつもの「敵」である、イラン、北朝鮮、中国の名が挙げられている。

「イランの核開発は中東地域内外の米国の同盟国の懸念を呼んでいる。イランは中東地域のテロ組織に資金を供与しており、また、シリア、イラク、イエメン、レバノンにおける活動を活発化させている」と国防総省。ただし、サウジアラビアという、米国の重要な同盟国が、中東情勢を不安定化させていることについては、何故か全く言及がない。

新戦略において、中国は、やはり米国を脅かす国とはされながら、別格の扱いを受けている。中国が興隆し、その成長戦略を続行すれば、やがて中国は、米国の国際安全保障上のパートナーとなることが出来る。しかしながら、「中国の南シナ海における活動は懸念を抱かせる」。

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