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    イバンカ氏のような人物でも国家統治を習得できるのか

    イバンカ氏のような人物でも国家統治を習得できるのか

    © AP Photo/ Evan Vucci
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    G20サミットの席に米国大統領の娘イバンカ・トランプ氏の登場は、非常に大きな反響を呼んだ。特に、トランプ氏自身が首脳会談で会議の席を空けている間に、イバンカ氏が父親の代わりを務めたそうだった。

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    G20のような大規模な国際会議では、行われる行事が2種類に非常にはっきりと区別される。一つは事前に準備された決定が厳粛に承認される儀礼的なものである。

    そしてもう一つは実際的な内容のあるものであり、ここでは最高指導者自身が出席することが不可欠である。一般的に、儀礼的な会談では誰か出席したい人が出席すれば、あるいは代理を務めればよいのである。

    イバンカ氏は父親の政権で大統領補佐官の職務を務めている。従って、多くの問題について自らの判断で決定を下す権限を持っている。

    現大統領の政権チームに親族が存在するということは、トランプ氏にはスタッフが不足しているということを意味するのだろうか。トランプ氏自身が誰で空きポストを埋め、誰を留任させることを余儀なくされているかということから判断すると、答えはイエスである。なぜなら大統領にとって身内のような者ですらあるはずの共和党の大部分が、トランプ氏に対して野党民主党よりも友好的な態度をとっているわけでは全くないからだ。普通は大統領選挙の勝者が、新たな役職に新たな人材を自らの政党から登用する(このことは政府そのものだけでなく、もっと下級のレベルについても同じである)。しかしトランプ氏は、共和党組織の大部分にとっては、見知らぬ他人である。そのためトランプ氏には単純に、必要な数のスタッフを登用するだけの元々の資源がないのである。来年の中間選挙の後、つまり2018年以後になってやっと、トランプ氏には自らが重要と考えるポストに自ら推す人材を十分な数、充てる力を持つチャンスが出てくるのだ。そのような人材の配置が可能になれば、共和党全体が大統領を真剣に受け止め始めるだろう。

    よって、今はまだトランプ氏は多くの場合、近親者にも期待せざるを得ないのだ。その中には、娘であるイバンカ氏も含まれる。

    先の報道によると、トランプ米大統領の娘イヴァンカ・トランプさんが、靴のデザインを盗用したとして訴えられ、出廷を命じられた。

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