ラヴロフ外相：EU内には、ウクライナ問題でロシアと対立したのは間違いだった、との理解がある

ロシアのラヴロフ外相は、EUメンバーの多くは、ウクライナ問題でロシアと対立したのは間違いだったと見ている、と述べた。

「彼らは、公衆に対して言うことと、誰も聞いていないとき一対一で言うことが、時々異なっている。一対一の場では、EUメンバーの多くが、ウクライナ問題でロシアと対立したのは間違いだった、と述べている。私は、それはもっともな事と思う。ウクライナ自身、いわば、EUの政策の犠牲になってしまった。EUはウクライナに二者択一を迫ったのだ」。テレビ放送「ズヴェズダー」のインタビューで述べた。

ラヴロフ外相によれば、ロシアはそうしたやり方はとっていない。「ウクライナは、フランス、ポーランド、ドイツが推進した合意を破った。国民統一政府が、翌朝には武装クーデターだ。彼らは言う。今に皆、気を静めるだろう、ミンスク合意を順守することだ、そしたら我々は正常の協力関係、戦略的パートナシップに戻る、と。しかし、彼らが集まり、演壇からものを言うときには、そのことを口にはできないのだ」ごラヴロフ外相。