スプートニク日本
ロイター通信によると、ICAOは北朝鮮および韓国の領空を通過する飛行ルートの開通に向け、北朝鮮政府と協力していた。現在、北朝鮮側が事前通告なしにロケットを発射する懸念があるため、すべての飛行ルートは北朝鮮の領空を迂回する形となっている。
ロイター通信はまた、「北朝鮮の領空が安全と認められれば、航空各社はアジア、欧州、北アメリカを結ぶ飛行ルートで燃料と時間を節約することができ、北朝鮮は民間航空部門を再生することができる」と説明している。
ICAOは北朝鮮の民間航空部門を再生させる用意があったものの、米国がICAOに対し、 北朝鮮政府が非核化に向けた大きな進展をみせないうちは対北協力を拒否するよう説きふせた。
関連ニュース